公開中の映画『ミッキー17』より、物語の鍵となる重要シーンと、ポン・ジュノ監督からのスペシャルメッセージが収められた特別映像が公開された。

ポン・ジュノ監督が贈るアカデミー賞(R)受賞後初となる最新作『ミッキー17』は、《どん底》の使い捨てワーカー“ミッキー”による、権力者たちへの逆襲エンターテイメント。
この度解禁されたのは、ミッキーがクリーパーとの出会いを振り返って「ある事実」に気づく、物語の鍵となる重要シーンと、愛犬を抱いてクリーパーを肩に乗せたポン・ジュノ監督がある想いを届ける特別映像。
映像は、マーク・ラファロが演じるブラック企業のトップから“クリーパーを捕獲せよ”と命じられたミッキーが、予期せぬ落下事故に見舞われる場面から始まる。気を失っていた彼が目覚めると、大きなクリーパーが尻尾を丸めて彼を引きずっている。小さなクリーパーたちも、ミッキーを背中に載せ坂道を運び続ける。
牢屋に入れられたミッキーがこのことを思い出しながら「俺を押したり転がしたりして、あげくに雪の上に捨てた」とクリーパーたちが起こした謎の行動を振り返ると、その話を聞いていたソウルメイトのナーシャ(ナオミ・アッキー)が何を言っているのとばかりに、「命を救われたのね」と気が付く。重大な指摘をされたミッキーが「俺を救った」と驚いた様子だ。
ここで愛犬を抱いたポン・ジュノ監督が登場、仕事場にいる監督の肩にはクリーパーのぬいぐるみが。「ポン・ジュノです」と自己紹介すると、「ミッキーも、このクリーパーも、そして愛犬チュニも、全ての動物、生き物は決して“使い捨て”ではありません」とコメント。監督の動物への愛情を深く感じられる。
そして映像は、目の前にいるジュニアクリーパーと懸命にコミュニケーションをとろうとするミッキーと、クリーパーとの謎の応答で幕を閉じる。果たしてミッキーとクリーパーの心は通じ合ったのか注目だ。


『ミッキー17』
出演:ロバート・パティンソン、ナオミ・アッキー、スティーブン・ユァン、トニ・コレット、マーク・ラファロ
監督・脚本:ポン・ジュノ
製作年:2025年
製作国:アメリカ
映倫区分:G
配給:ワーナー・ブラザース映画
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公式サイト:mickey17.jp
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