映画『近畿地方のある場所について』8月8日公開決定 超ティーザービジュアル解禁

映画『近畿地方のある場所について』の公開日が8月8日に決定し、併せて超ティーザービジュアルも解禁された。さらに、原作者の背筋が脚本協力として映画に参加していることも明らかになった。

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本作は、行方不明になったある雑誌編集者を探すところから始まる。編集者が消息を絶つ直前まで読み漁っていた残されたオカルト記事には、どれも噂や都市伝説、怪談話といった真偽が定かではない内容ばかり。しかし、それらの情報をつなぎ合わせると、ある場所にまつわる、恐ろしい事実が浮かび上がるのだった。

背筋による原作小説「近畿地方のある場所について」は、2023年1月、Web小説サイト・カクヨムに第一話が投稿されると、「これは本当に虚構のストーリー?」「それとも現実にあった出来事のドキュメンタリーなのか?」「その場所は実在するのではないか」など、小説の世界観に引き込まれた読者の間で議論が巻き起こり話題となった。連載が続くにつれて若年層を中心にファン層を拡大し続け、累計2,200万PVを超えるヒットを記録。同年4月に最終話となる第34話を投稿後、同年8月に単行本化され発行部数35万部を突破した。監督は『ノロイ』『貞子vs伽椰子』『サユリ』の白石晃士が務める。

白石監督の大ファンを公言し、白石作品から得た恐怖を再現すべく本作を書き上げたという背筋。「この最大級のラブレターを白石監督がどのように料理してくれるのか。期待に胸を膨らませつつ、私も原作者として力添えができればと思っています」と語っていた背筋だったが、脚本を担当する大石哲也と白石監督に加え、脚本協力として参加する形になった。

解禁された超ティーザービジュアルには、QRコードで隠された謎の男女の姿が映し出されており、女性のビジュアルには「見てはいけません。」、男性のビジュアルには「聞いてはいけません。」という言葉が。果たしてこの男女は何者なのか?不気味に浮かぶQRコードの先は、映画本編の謎にまつわる「動画」や「音声」が現れる仕様となっており、公式サイトからもアクセス可能となっている。

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ストーリー
行方不明になったオカルト雑誌の編集者。彼が消息を絶つ直前まで調べていたのは、近畿地方のある場所にまつわる過去の編集記事や取材メモだった。彼はなぜ消息を絶ったのか?いまどこにいるのか?彼の行方を追う女性記者は、驚愕の事実を目の当たりにする。すべての謎は「近畿地方のある場所」へとつながっていたのだった…。

『近畿地方のある場所について』
原作:「近畿地方のある場所について」(著者・背筋/KADOKAWA)
監督:白石晃士
脚本:大石哲也 白石晃士
脚本協力:背筋
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c) 2025「近畿地方のある場所について」製作委員会

公式サイト:kinki‐movie.jp

2025年8月8日(金)

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