映画『風のマジム』が、9月5日より沖縄県先行公開、9月12日より全国公開となることが決定。ティザービジュアルも解禁された。

原作は、累計発行部数が14万部を突破している原田マハの同名小説。「南大東島の風に吹かれて育つサトウキビで特別なラム酒を作りたい」と思い立ち、社内のベンチャーコンクールを活用してビジネスを立ち上げ、契約社員から社長になった金城祐子氏の実話が基になっている本作は、平凡に生きてきた契約社員の主人公・伊波まじむが、人と出会い、周囲の人々を巻き込みつつも、家族に支えられて、夢を実現していく、主人公の成長と彼女に関わる人々の“真心”の物語。
主人公・伊波まじむを演じるのは、NHK連続テレビ小説「虎に翼」で主人公の佐田寅子を好演した伊藤沙莉。夢に向かって突き進む爽やかで力強いまじむを、柔らかで温かみのある沖縄の方言で瑞々しく演じている。ちなみに「まじむ」は沖縄の方言で「真心」を意味する言葉でもある。メガホンをとるのは、広告やショートフィルムなどを手掛け、本作で映画初監督を務める芳賀薫。
今回解禁されたのは、爽やかな青空の下、風に吹かれる沖縄のサトウキビ畑をバックに、希望に満ちた笑顔で前を向くまじむを真ん中に据えたティザービジュアル。沖縄のサトウキビでラム酒をつくりたいと思い立ち、リュック一つ背負って、サトウキビの産地である南大東島に訪れたまじむが、夢に向かって行動し、奮闘しつづける物語の始まりが表現されている。ビジュアルを囲む白い枠や模様は、映画内で作られたラム酒のラベルのデザインになっている。また、キャッチコピー「思ったら、即、行動やさ。」は、沖縄の方言で語られた主人公の決意が表されている。

ストーリー
伊波まじむ(伊藤沙莉)は那覇で豆腐店を営む祖母カマルと母サヨ子と暮らしながら、通信会社・琉球アイコムの契約社員として働いている。いつも祖母と一緒に通うバーで、ラム酒の魅力に取り憑かれたまじむは、その原料がサトウキビだと知る。折しも社内ベンチャーコンクールが開催され、まじむは、南大東島産のサトウキビからラム酒を作る企画で応募するが、それはやがて家族、会社、島民をも巻き込む一大プロジェクトへと発展していく。
『風のマジム』
出演:伊藤沙莉
原作:「風のマジム」原田マハ(講談社文庫)
監督:芳賀薫
脚本:黒川麻衣
エグゼクティブプロデューサー:笹岡三千雄
企画プロデューサー:関友彦
プロデューサー:佐藤幹也
製作:オーロレガルト
制作プロダクション:ポトフ
製作・配給:コギトワークス 共同配給:S・D・P
(C)2025 映画「風のマジム」
公式サイト:https://majimu-eiga.com/
公式X:@majimu_eiga
2025年9月5日(金)沖縄県先行公開
9月12日(金)全国公開