第49回トロント国際映画祭GALAプレゼンテーション部門に公式招待され、韓国観客動員数4週連続第1位、韓国観客動員数490万人超え、2025年韓国映画観客動員数NO.1((2025.3.31/KOFIC調べ)を記録した映画『하얼빈(原題)』が、『ハルビン』の邦題で7月4日公開となることが決定。ティザービジュアルとティザー予告映像も解禁された。

1909年―祖国独立という使命を胸に命をかけて、中国・ハルビンへ向かった大韓義軍アン・ジュングン(安重根)と同志たち。本作は、祖国独立のために闘う者と彼らの行く手を阻む者との熾烈な攻防を描いた、極限サスペンス・エンターテイメント。
アン・ジュングンを演じるのは、映画『コンフィデンシャル』シリーズ、『スウィンダラーズ』、『ザ・ネゴシエーション』、ドラマ「愛の不時着」などのヒョンビン。祖国独立に命をかける孤高の男アン・ジュングンに挑み、新たなカリスマ像を魅せる。また、パク・ジョンミンやチョ・ウジン、チョン・ヨビン、イ・ドンウクをはじめとした豪華キャストが集結、さらに日本から伊藤博文役として『万引き家族』、『コットンテール』のリリー・フランキーが出演を果たした。
監督は『KCIA 南山の部長たち』、『インサイダーズ/内部者たち』などで韓国現代史を描くヒットメーカー、ウ・ミンホ。撮影監督は『ベイビー・ブローカー』、『パラサイト 半地下の家族』のホン・ギョンピョ。2023年韓国NO.1ヒットを記録した『ソウルの春』制作スタッフとタッグを組み、リアルさと迫力を追求した映像美を披露する。
なお、本作は5月に開催される韓国唯一の総合芸術賞「第61回百想芸術大賞」映画部門にて作品賞、最優秀演技賞(男性/ヒョンビン)、監督賞(ウ・ミンホ)、助演男優賞(チョ・ウジン)、芸術賞(撮影/ホン・ギョンピョ)など5部門がノミネートされている。
今回解禁となったのは、帽子を目深にかぶったヒョンビン扮するアン・ジュングンが大きく映し出されたティザービジュアル。雪が降りしきる中、すっと佇むその姿に「この決断は、きっと未来へ続く」と添えられており、未来を見据えたアン・ジュングンの揺るがない覚悟が感じられる。
あわせて解禁されたティザー予告映像では、アン・ジュングンの独白と共に、ある使命を胸に中国・ハルビンへ向かう大韓義軍の同志たちが描かれる。1909年のハルビンの街並み、戦慄の戦闘シーンなどリアルな世界観にこだわった映像表現も印象的だ。ラストは瞳を潤ませたアン・ジュングンの「私の決断は正しかったのか?」という意味深なセリフのシーンで締められている。
ストーリー
1908年咸鏡北道(ハムギョンブクト)シナ山で参謀中将アン・ジュングン(安重根)率いる大韓義軍は、日本軍との戦闘で大きな勝利を収める。だが、アン・ジュングンは万国公法に従い戦争捕虜である日本人陸軍少佐 森辰雄らを解放。これをきっかけに大韓義軍の間ではアン・ジュングンに対する疑いとともに亀裂が生じ始める。1909年ウラジオストクにはアン・ジュングン、ウ・ドクスン、キム・サンヒョン、コン夫人、チェ・ジェヒョン、イ・チャンソプら、祖国奪還のために強い絆で結ばれた同志が集まる。伊藤博文がロシアと交渉のためハルビンに向かうという知らせを聞いたアン・ジュングンたち。一方、日本軍は大韓義軍の密偵からある作戦の情報を入手、ハルビンへ向かう彼らへ追撃が始まった…。
『ハルビン』
出演:ヒョンビン、パク・ジョンミン、イ・ドンウク、リリー・フランキー
監督:ウ・ミンホ
脚本:キム・キョンチャン、ウ・ミンホ
撮影:ホン・ギョンピョ
2024年/韓国/114分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/字幕翻訳:根本理恵
提供:KADOKAWA Kプラス MOVIE WALKER PRESS KOREA
配給:KADOKAWA、KADOKAWA Kプラス
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公式サイト:harbin-movie.jp
公式X:https://x.com/harbin_movie
7月4日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開