シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』より、トム・クルーズが“潜水スタント”に挑む特別映像が公開された。

29年にも及ぶシリーズの集大成となる本作は、前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』に続き、いくつもの意味を持つ語“レコニング”を引き継ぎ、さらには“ファイナル”と謳っている。シリーズの最後、はたまたイーサンの最期…など、様々な展開を推測させる意味深なものとなっているが、この“ファイナル”に込められた真意とは。そして、前作のラストでイーサンが手にした”鍵”が導く運命は…。
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(11)では地球上で最も高いビルであるブルジュ・ハリファに登り、前作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』(23)ではバイクに乗りながら断崖絶壁からダイブするなど、これまで幾度となく命懸けの危険なスタントに挑戦してきたクルーズ。常人では想像しただけでも足がすくむようなスタントに挑む際でも笑みを絶やさず、あくまで撮影を楽しみながら臨んでいた彼であっても、今回の撮影ばかりは笑顔を封印。
かつてないほど強張った面持ちをみせる彼の表情からは、本スタントがいかに危険で本作にとって重要なシーケンスであるかが窺える。それもそのはず、撮影現場では「何かあればすぐ知らせて。ケガ人が出るくらいなら、撮影全体を止める」という注意喚起が行われるほど、極限の緊張感が漂っていたようだ。
クルーズが本映像で身に着けている特別設計のマスクとウェットスーツは、長時間使用してしまうと低酸素症を引き起こしてしまうため10分間しか着用が出来ないという制約がつけられ、危険と隣り合わせのスタント撮影を安全に実行するための代物。
撮影当時のことをクルーズは「自分の二酸化炭素を吸い込んでいた。それが体内に蓄積されて筋肉に影響を与えるから、それを克服しながら演技に集中する必要があったんだ」、監督のクリストファー・マッカリーも「とても困難で恐ろしく、本当に肉体的にきつかった」(参照:米Empire誌)と、今回挑んだスタントが一歩間違えたら命を落としかねない極限の状態であったと振り返っている。
さらに、クルーズが海パン1枚で潜水する姿を捉えたワイルドなメイキング写真も到着。監督と共に収められた本スチールは、笑顔を一切封印した特別映像とは打って変わって、明るく照らされたクルーズの顔にも笑みがうかがえる。また、カメラと思しき大きな機材を片手で持つ姿は、とても御年62歳とは思えないほど引き締まった身体だ。
『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は5月23日公開。
『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』
出演:トム・クルーズ、ヘイリー・アトウェル、ヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、ヴァネッサ・カービー、イーサイ・モラレス、ポム・クレメンティエフ、マリエラ・ガリガ、ヘンリー・ツェニー、ホルト・マッキャラニー、ジャネット・マクティア、ニック・オファーマン、ハンナ・ワディンガム、アンジェラ・バセット、シェー・ウィガム、グレッグ・ターザン・デイヴィス、チャールズ・パーネル、フレデリック・シュミット
監督:クリストファー・マッカリー(『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』)
全米公開:5月23日
原題:Mission: Impossible – The Final Reckoning
配給:東和ピクチャーズ
(C)2025 PARAMOUNT PICTURES.
公式サイト:missionimpossible.jp
公式X:@MImovie_jp
公式Instagram:@missionimpossiblejpn
5月23日(金) 全国ロードショー
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