伊藤沙莉が沖縄弁で主人公を演じる『風のマジム』超特報映像が2種公開

伊藤沙莉が主演を務める映画『風のマジム』より、超特報映像が2種公開された。

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原作は、累計発行部数が14万部を突破している原田マハの同名小説。「南大東島の風に吹かれて育つサトウキビで特別なラム酒を作りたい」と思い立ち、社内のベンチャーコンクールを活用してビジネスを立ち上げ、契約社員から社長になった金城祐子氏の実話が基になっている本作は、平凡に生きてきた契約社員の主人公・伊波まじむが、人と出会い、周囲の人々を巻き込みつつも、家族に支えられて、夢を実現していく、主人公の成長と彼女に関わる人々の“真心”の物語。

伊藤沙莉が、夢に向かって突き進む爽やかで力強い主人公・伊波まじむを、柔らかで温かみのある沖縄の方言で瑞々しく演じている。ちなみに「まじむ」は沖縄の方言で「真心」を意味する言葉でもある。メガホンをとるのは、広告やショートフィルムなどを手掛け、本作で映画初監督を務める芳賀薫。

今回解禁された「超特報A」では、汗を拭きながら「ここどこね・・・」、「はあ・・・」とため息をつく伊波まじむ(伊藤沙莉)が登場。爽やかな青空のもと、風に吹かれる沖縄のサトウキビ畑が画面いっぱいに広がる。サトウキビ畑の真ん中を通る一本道に、一台の白いトラックがゆっくり走って行き、まじむの目の前を通り過ぎたところで停車する。降りてきた運転手に、まじむが「あ、道に迷ってしまって」とペコリと頭を下げる、どこか惚けたシーンだ。

また、同時に解禁された「超特報B」では、“沖縄が日本一になっているものは??”と書かれたスケッチブックを手にしたまじむが、「沖縄が日本一になっているもの、何かご存じですか?」と誰かに問いかけている。「実は、居酒屋の数がいちばん多いのが沖縄なんです」と言いながらスケッチブックのページをめくり、“居酒屋店数 日本第1位!”と書かれたページを手にニッコリと微笑む。家の中で祖母と母を前にして、「今回はラム酒について紹介します」とプレゼンの練習をするシーンより一部が切り取られている。

映画『風のマジム』は、9月5日より沖縄県先行公開、9月12日より全国公開。

ストーリー
伊波まじむ(伊藤沙莉)は那覇で豆腐店を営む祖母カマルと母サヨ子と暮らしながら、通信会社・琉球アイコムの契約社員として働いている。いつも祖母と一緒に通うバーで、ラム酒の魅力に取り憑かれたまじむは、その原料がサトウキビだと知る。折しも社内ベンチャーコンクールが開催され、まじむは、南大東島産のサトウキビからラム酒を作る企画で応募するが、それはやがて家族、会社、島民をも巻き込む一大プロジェクトへと発展していく。

『風のマジム』
出演:伊藤沙莉
原作:「風のマジム」原田マハ(講談社文庫)
監督:芳賀薫
脚本:黒川麻衣
エグゼクティブプロデューサー:笹岡三千雄
企画プロデューサー:関友彦
プロデューサー:佐藤幹也
製作:オーロレガルト
制作プロダクション:ポトフ
製作・配給:コギトワークス 共同配給:S・D・P
(C)2025 映画「風のマジム」

公式サイト:https://majimu-eiga.com/
公式X:@majimu_eiga

2025年9月5日(金)沖縄県先行公開
9月12日(金)全国公開

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