ダコタ・ファニング×『JUNO/ジュノ』『マイレージ、マイライフ』のプロデューサーが贈るハートフルストーリー『500ページの夢の束』が9月7日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショーとなる。
7歳で映画デビューを果たし、『I am Sam アイ・アム・サム』『宇宙戦争』の名演技で天才子役として一躍世界に名を知らしめたダコタ・ファニング。難しい役どころを繊細かつ豊かな表現力で演じきったダコタは、「(脚本を読み、)他の人に演じてほしくなかった。ウェンディに命を吹き込めるのは、私だけだと思った」と語る。本作が、大人の女優となったダコタの新たなる代表作になることは間違いないだろう。
プロデューサーは『JUNO/ ジュノ』『マイレージ、マイライフ』を手掛けたダニエル・ダビッキと、『マネーモンスター』のララ・アラメディン。『セッションズ』で数々の国際的な賞に輝いたベン・リューインが監督を手掛け、人生で初めて、大きな願いを遂げるためにつまずきながらも目的地へ近づいていくウェンディとその家族たちを、愛とユーモアを込めて描いている。この度、本作の日本オリジナル予告編とポスターが完成した。
解禁されたポスタービジュアルには、<届けたい物語がある。届けたいひとがいる。>というコピーが載り、脚本を抱えて前を見据えるウェンディと、姉のオードリー、ソーシャルワーカーのスコッティ、そして愛犬のピートのかわいらしい姿などが切り取られている。旅のホントの目的を胸に秘めた、ウェンディの意志の強さが伝わってくる1枚だ。
絆が生む勇気と、優しさに満たされた予告編が解禁
激しい砂嵐の中、前へと進む宇宙服を着た2つの影。一見、SF映画に思えるこのシーンは、ダコタ・ファニング演じる主人公ウェンディが書く脚本内の1シーン。コミュニケーションが苦手なウェンディは、家族と離れて暮らす施設で、大好きな『スター・トレック』のオリジナル脚本を書いて過ごしている。ある日、『スター・トレック』脚本コンテストが開催されることを知った彼女は、その脚本を応募するため、施設を抜け出して数百キロ離れたハリウッドを目指す。ウェンディの不在に気付いたソーシャルワーカーのスコッティ(トニ・コレット)と、妹を想いながらも離れて暮らさざるを得ず、複雑な感情を抱えていた姉のオードリー(アリス・イヴ)は、ウェンディを追うなかで、自閉症を抱えながらも誰よりも独創的な才能を持つウェンディの魅力や、1人で目的地を目指す勇気と行動力に気付かされていく。そんな姉妹の絆や、ウェンディを温かく見守るソーシャルワーカーの姿、そして何よりも、トラブルに見舞われながらも懸命に目的地を目指すウェンディの健気が姿が印象的に描かれている。
更には、ウェンディの警戒を解くため、“クリンゴン語”で話しかける警察官が登場。かなりの『スター・トレック』好きだけが使いこなせる、同シリーズに登場する架空言語で意思疎通を図るシーンからは、ウェンディの“『スター・トレック』好き度”が伝わってくると同時に、彼女の周囲の人々の優しさやユーモアが垣間見える予告編となっている。
ストーリー
『スター・トレック』が大好きで、その知識では誰にも負けないウェンディの趣味は、自分なりの『スター・トレック』の脚本を書くこと。自閉症を抱える彼女は、ワケあって唯一の肉親である姉と離れて暮らしている。ある日、『スター・トレック』脚本コンテストが開催されることを知った彼女は、渾身の作を書き上げるが、もう郵送では締切に間に合わないと気付き、愛犬ピートと一緒にハリウッドまで数百キロの旅に出ることを決意する。500ページの脚本と、胸に秘めた“ある願い”を携えて―
作品タイトル:『500ページの夢の束』
出演:ダコタ・ファニング『I am Samアイ・アム・サム』、トニ・コレット『リトル・ミス・サンシャイン』、アリス・イヴ『スター・トレックイントゥ・ダークネス』
監督:ベン・リューイン『セッションズ』
製作:ダニエル・ダビッキ『JUNO/ジュノ』『マイレージ、マイライフ』、ララ・アラメディン『マネーモンスター』
原題:PLEASE STAND BY/2017年/アメリカ/英語/93分/カラー/シネマスコープサイズ/5.1ch/
日本語字幕:桜井裕子
レーティング:G
配給:キノフィルムズ/木下グループ
公式サイト:http://500page-yume.com
コピーライト:(c)2016 PSB Film LLC
9月7日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー