『ある男』第79回ヴェネチア国際映画祭 オリゾンティ・コンペティション部門に正式出品!公開日は11月18日(金)に決定

ある男

第70回読売文学賞を受賞、累計25万部を超える平野啓一郎のベストセラー小説を石川慶監督で映画化した『ある男』が、第79回ヴェネチア国際映画祭(現地時間8月31日~9月10日開催)に正式出品されることが決定した。さらに、公開日が11月18日(金)に決定した。

主演の妻夫木聡をはじめ、安藤サクラ窪田正孝清野菜名眞島秀和小籔千豊仲野太賀真木よう子柄本明ら日本を代表する豪華俳優陣の出演でも話題となっている本作は、新鮮で革新的な作品で構成されるオリゾンティ・コンペティション部門に選出。石川監督作品としては、同じく妻夫木聡主演の『愚行録』以来6年ぶりの快挙となる。

また本作は、アジア圏以外の海外配給を、今年のアカデミー賞国際長編映画賞受賞の『ドライブ・マイ・カー』を担当し世界に広めたセールス・エージェント The Match Factoryが担当することが発表され、まさに『ドライブ・マイ・カー』に続く、世界が注目する日本映画として、国内外で期待の声が高まっている。

なお、ヴェネチア国際映画祭正式出品に際し、石川慶監督と主演の妻夫木聡より寄せられたコメントは以下の通り。

目次

コメント(敬称略)

■ 石川慶監督
コロナ禍でひっそりと息をひそめるように、それでも役者たちスタッフたちの並々ならぬ熱量に支えられて撮影した『ある男』。
この作品で二度目のヴェネチア参加がかなったこと、心から嬉しく光栄に思っています。
邦画界を代表する俳優陣が織りなす重層的なお芝居のアンサンブルを、ヴェネチアがどう受け止めてくれるのか、今は純粋に楽しみでなりません。

■ 妻夫木聡
この度、「ある男」がヴェネチア映画祭にご招待頂いたということで大変嬉しく思います。
“アイデンティティの探求”がテーマでもある「ある男」が、日本での公開を前にヴェネチアの方々にどう受け止めて頂けるのか、とても楽しみです。

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