井浦新主演×甲斐さやか監督の日仏合作映画『徒花-ADABANA-』予告編、ポスタービジュアル解禁

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甲斐さやか監督の最新作となる日仏合作映画『徒花-ADABANA-』(10月18日(金)公開)の予告編とポスタービジュアルが解禁された。

長編映画デビュー作『赤い雪 Red Snow』(19)が第14回JAJFF(Los Angeles Japan Film Festival)最優秀作品賞を受賞した甲斐監督。最新作は、自身が20年以上をかけて構想し書き上げ、満を持して映画化したオリジナル作品だ。

主演は、プロットが出来上がる前から本作の出演を希望していたという井浦新。また、井浦と同じく本作の世界に惚れ込んで参加を決意したという水原希子をはじめ、三浦透子斉藤由貴永瀬正敏ら実力派俳優陣が集結した。

ウイルスの蔓延で人口が激減し、延命措置として上層階級の人間だけに「それ」の保有が許された。「それ」とは、病にむしばまれた人間に提供される、もう一つの身体である。

死が身近に迫る新次(井浦新)は、臨床心理士まほろ(水原希子)に自分の「それ」に会わせてほしいと懇願する。新次の「それ」は、自分と同じ姿をしながらも、異なる内面を持ち、純粋で知的であった。「それ」と対面した新次は、次第に「それ」を殺してまで、自分は生きながらえるべきなのか、心が乱されていき…。

タイトルの「徒花(あだばな)」とは「無駄な花」を意味するが、そこに込められた美学と生命の価値とは。甲斐監督は、ここではないどこかの物語を描くことで、今ここにある「怖さ」を突きつける。

またポスタービジュアルは、すでに解禁されている第一弾キャラクタービジュアルと同様、本作にも出演する永瀬正敏が撮り下ろした写真でデザインされている。

なお、本作は75年の歴史を有するフランスの国立映画映像センターCNCの対象作品。これまでに、深田晃司監督『淵に立つ』『よこがお』や、早川千絵監督『PLAN75』等が選出されている。

『徒花-ADABANA-』
出演:井浦新 水原希子
三浦透子 甲田益也子 板谷由夏 原日出子
斉藤由貴 永瀬正敏
脚本・監督:甲斐さやか
プロデューサー:布川均 宮田公夫 ビックァン・トラン 赤澤賢司 上野弘之
キャスティングディレクター:杉山麻衣
撮影:高木風太 照明:後関健太 録音/音響効果:小川武 美術:河島康 編集:山崎梓 ロラン・セネシャル VFX:菅原悦史
衣装デザイン:前田敬子(LOISIR)  劇中アートディレクション:小林和史
助監督:近藤有希 制作担当:久保田辰也 ラインプロデューサー:古賀奏一郎
音楽:長屋和哉 音楽プロデューサー:akiko
クリエイティブディレクター:佐倉康彦 タイトルロゴ/宣伝美術:日高英輝
制作プロダクション:ROBOT DISSIDENZ
配給:NAKACHIKA PICTURES
(C)2024「徒花-ADABANA-」製作委員会 / DISSIDENZ

公式サイト:adabana-movie.jp
公式X:@adabana_movie
公式Instagram:@adabana_movie

10月18日(金)テアトル新宿他全国順次公開

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