直木賞作家、角田光代の同名小説が主演・岸井ゆきので映画化、『愛がなんだ』が2019年春にテアトル新宿にて全国公開となる。
映画の主人公は28歳のOLテルコ(岸井)。彼女は一目ぼれしたマモル(成田)に想いを寄せている。自分の時間のすべてをマモルに捧げ、その結果、仕事を失いかけても、親友に冷たい目で見られても、マモルがいてくれるならテルコはこの上なく幸せだと思っている。
けれど、マモルにとって、テルコはただ都合のいい女でしかない。そのことをわかっているテルコは今の関係を保つことに必死で自分からは一切連絡をしないし、決して「好き」とは伝えない。しかし、そんなある日、マモルからの連絡が突然途絶えてしまう…。
3ヶ月が経ったころ、マモルから急に電話がかかってきて、会いにいくと、彼の隣には年上の女性、すみれがいた…。本作は、仕事や友人、自身の生活全てを犠牲にしてもいいほどの“愛”を持ったテルコと、彼女を取り巻く様々な人物を描いた恋愛群像劇だ。
監督は“正解のない恋の形”を模索し続けてきた恋愛映画の旗手、今泉力哉監督。共演に成田凌、深川麻衣、若葉竜也、江口のりこなど、多彩な俳優陣が名を連ねる。この度、本作のポスタービジュアルと場面写真6点が解禁された。
ポスタービジュアルは、岸井演じるテルコをおんぶする成田演じるマモルの、まるで恋人が幸せの只中にいるような二人の姿を写し取ったデザインに仕上がっている。映画のキャッチコピーは「好きになって、ごめんなさい。」。本作のテーマとなっているのは“片思い”で、相手のことをどうしもなく好きだと思った時に、その衝動の裏で沸き起こる気持ちを表現した言葉となっている。
また、場面写真には、テルコと最も近しい友人である“葉子”役の深川麻衣、そんな葉子に想いを寄せる“ナカハラ”役の若葉竜也、マモルがテルコに突然紹介する年上の女性“すみれ”役の江口のりこが写し取られている。
『愛がなんだ』は、2019年春よりテアトル新宿にて公開。
作品タイトル:『愛がなんだ』
出演:岸井ゆきの 成田凌 深川麻衣 若葉竜也 片岡礼子 筒井真理子 /江口のりこ
監督:今泉力哉
原作:角田光代「愛がなんだ」(角川文庫刊)
配給:エレファントハウス
コピーライト:(C)2019『愛がなんだ』製作委員会
2019年春、テアトル新宿ほか全国ロードショー