映画『アイミタガイ』、草笛光子演じるこみちのピアノ演奏場面写真が公開

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映画『アイミタガイ』より、このたび敬老の日を記念して、草笛光子演じるこみちがピアノを演奏する場面写真が公開された。

主演は黒木華、共演に中村蒼、藤間爽子らが共演。メガホンを取るのは、来年2月に『大きな玉ねぎの下で』の公開を控える草野翔吾監督。
韓国・釜山にて10月2日~11日に開催予定の第29回釜山国際映画祭で、映画祭を代表する部門の一つでもあるコンペティションのジソク(Jiseok)部門へ選出され 正式出品が決定し、公開に向けて期待が高まる本作。

ウェディングプランナーとして働く主人公・梓(黒木華)は、ある日、式場で老夫婦の金婚式を担当することになる。高齢のピアノ演奏者を探していたところ、梓の叔母(安藤玉恵)からピアノを大事そうに置いたまま全く弾こうとしない高齢婦人・こみちの話を聞く。

梓が演奏をお願いするためにこみちの家を訪れると、亡くなった親友・叶海(藤間爽子)との学生時代のある思い出と結びつき、こみちと昔に巡り合っていたことに気付く。ピアノの音色に癒されていたことを梓が話すと、こみちは人前でピアノを弾かなくなった理由をゆっくり話はじめる。

今回、解禁となった場面写真には、華やかな青いドレスに身を包み、ピアノを演奏するこみちの姿や、ピアノの側でにっこりと微笑むこみちの姿が切り取られている。

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今年で90歳を迎え、映画『九十歳。何がめでたい』(前田哲監督/2024年)でもコミカルな演技を見せ話題となった草笛光子が、本作ではピアノ演奏シーンに挑戦している。
草野監督も「草笛さんに断られたらどうしようと思った」と勝負をかけたキャスティングとなったことを明かしている。

草笛はこのシーンのために、自宅でピアノの練習を重ね、撮影当日も早めに現場入りするなど入念な準備のもと撮影に臨み、年齢を重ねても前向きに踏み出すこみちの姿を見事に演じている。

場面写真にも写る青いドレスも草笛の想いが詰まった衣装となっており、草笛自身がギリギリまでアイディアを出し、生地や色など吟味して作られた一着は、立ち止まっていたこみちの背中を押すアイテムとなっている。

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ストーリー
ウェディングプランナーとして働く梓(黒木華)のもとに、ある日突然届いたのは、親友の叶海(藤間爽子)が命を落としたという知らせだった。交際相手の澄人(中村蒼)との結婚に踏み出せず、生前の叶海と交わしていたトーク画面に、変わらずメッセージを送り続ける。同じ頃、叶海の両親の朋子(西田尚美)と優作(田口トモロヲ)は、とある児童養護施設から娘宛てのカードを受け取っていた。そして遺品のスマホには、溜まっていたメッセージの存在を知らせる新たな通知も。一方、金婚式を担当することになった梓は、叔母の紹介でピアノ演奏を頼みに行ったこみち(草笛光子)の家で中学時代の記憶をふいに思い出す。叶海と二人で聴いたピアノの音色。大事なときに背中を押してくれたのはいつも叶海だった。梓は思わず送る。「叶海がいないと前に進めないよ」。その瞬間、読まれるはずのない送信済みのメッセージに一斉に既読がついて……。

『アイミタガイ』
出演:黒木華
中村蒼 藤間爽子
安藤玉恵 近藤華 白鳥玉季 吉岡睦雄 / 松本利夫(EXILE) 升毅 / 西田尚美 田口トモロヲ
風吹ジュン/草笛光子
原作:中條てい「アイミタガイ」(幻冬舎文庫)
監督:草野翔吾
脚本:市井昌秀 佐々部清 草野翔吾
音楽:富貴晴美
製作:「アイミタガイ」製作委員会
製作幹事:U-NEXT
製作プロダクション:ダブ
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
配給:ショウゲート
(C) 2024「アイミタガイ」製作委員会

公式サイト:aimitagai.jp
公式X:@aimitagai_movie

2024年11月1日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

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