『アナログ』二宮和也、波瑠、桐谷健太、浜野謙太の焼き鳥屋での未公開シーン収録!メイキング映像解禁

アナログ

ビートたけしによる原作小説を映像化した『アナログ』(上映中)より、メイキング映像が解禁された。

二宮和也演じる主人公の悟と、波瑠演じる携帯を持たない謎めいた女性・みゆき。喫茶店で出会ったふたりが交わした、たったひとつの大切な約束。「毎週木曜日に、この場所で会いましょう」。携帯電話で気軽に連絡が取れる現代に、あえて連絡先を交換せずに、週に一度だけ“会うこと”を大切にしてゆっくりと関係を紡いでいく…。

ついに公開を迎えた本作。鑑賞後アンケートでは満足度92.7%と高評価を獲得し、20代~50代の女性を中心に「とにかく泣けた」「感動した」のコメントが相次いでいる。SNSでは、「くすっと笑ったり大切な人を人を想う気持ちに泣いたり…最後のほうは涙がとまらなかった。」「めちゃくちゃ泣いたっっ…!!!隣見たら、旦那もハンカチ出して泣いてた。純愛って、こういうのかな…」「今年一番泣けた」など、本作に涙した観客たちの絶賛の声が寄せられている。

今回解禁となったのは、初めてのデートで緊張気味の悟と、居酒屋の喧騒に不慣れな様子のみゆき、そんな2人を茶化しつつも温かく見守る幼なじみで親友の高木(桐谷健太)と山下(浜野謙太)の、超自然体な未公開アドリブシーンが収められたメイキング映像。二宮、波瑠が真剣な表情で集中しているかと思いきや、浜野の発言をきっかけに弾けた笑顔で現場を和ます様子や、本編では見ることのできないシーンが満載となっている。

喫茶店で出会いみゆきに一目ぼれをした悟は、行きつけの焼き鳥屋に彼女を誘い、距離を縮めようとする。ドキドキしながらお店に入ると、そこにいたのは幼なじみの高木と山下。お店を変えようと提案する悟に対し、背中を押すようにみゆきは焼き鳥屋に入っていく。4人で同じテーブルを囲み、他愛もない話に花を咲かせる。

本編には無いシーンではあるが、携帯を持たないみゆきに、ガラケーとスマホの違いを教えようとする高木。悟は、「それぐらい知ってるよ!迷惑かけないでよもう…!」と高木をけん制し、みゆきに嫌な思いをさせまいと気遣う様子を見せる。さらに高木の提案で写真を撮ろうとするも、悟は山下にちょっかいをかけたりなど、リアルな友人同士のやりとりを捉えたかのようなメイキングが映し出されている。

本作では、タカハタ監督がリアルで等身大な人間模様を捉えるべく、長回しで撮影したうえで各シーンを構成したりといった工夫が凝らされている。自然体な空気を追求する監督の要求に、二宮、波瑠、桐谷、浜野は見事に応え、悟とみゆきが互いの気持ちを育てていったように、幼なじみとの友情や仕事での人間関係など、様々な人々の温かい想いを感じることができる物語となっている。

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