映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』水上恒司、伊藤健太郎ら演じる特攻隊員の陽気な自己紹介シーン解禁

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

福原遥、水上恒司がダブル主演を務める映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(12月8日(金)公開)より、本編映像が初解禁された。

原作は、SNSで10代を中心に話題となり、シリーズ累計発行部数70万部突破となった汐見夏衛による同名のベストセラー小説。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの高校生の百合は、ある日母親の幸恵と喧嘩をして家出をし、近所の防空壕に逃げ込むが、朝目が覚めるとそこは1945年の6月…戦時中の日本だった―。

彰(水上恒司)に倒れているところを助けられ、ひょんなことから松坂慶子演じるツルが営む陸軍指定の食堂で働くことになった百合(福原遥)。そこで彰と同じ特攻隊員の石丸(伊藤健太郎)、板倉(嶋﨑斗亜)、寺岡(上川周作)、加藤(小野塚勇人)の面々と出会う。今回解禁となったのはそんな彼らとの初対面シーンだ。

自分たちをおなかペコペコ隊と名乗る陽気な石丸は、「石丸です、高知の生まれぜよ。佐久間と同じ21歳、得意技元気、趣味元気、そして歌」と味のある歌声を披露しようとしたところで一番末っ子の板倉に止められ、続けて板倉が「自分は板倉。大阪生まれの大阪育ちの若さ溢れる18歳や」と可愛く笑顔で決めポーズ。そして板倉から促されるように「このむっつりしているのが加藤さん。千葉出身で空手の達人」と紹介されると加藤は軽く会釈。寺岡は「寺岡です。東京出身、32歳。隊員の中では2番目におじいちゃんです」と優しい笑顔で自己紹介するのだった。そして最後に彰が「俺は秋田の生まれで…」と説明をしようとすると、すかさず石丸が「生意気に早稲田の学生だ。秀才だ秀才」と遮り、「哲学を専攻しているらしい、こんな小難しいのをうれしそうに読めるわけよ」と彰の本を取り上げるなど、石丸を中心にペコペコ隊が紹介されている。彼らが、出会って数週間であってもとても仲が良く、家族のような絆を感じられるシーンとなっている。

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
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