2011年、台湾で200万人を動員し、ほぼ無名のキャストながら社会現象を巻き起こすほどの空前のヒットとなった伝説の青春映画『あの頃、君を追いかけた』。台湾の人気作家、ギデンズ・コーが自身の自伝的小説を自ら映画化し、台湾の青春映画として歴代1位の興行収入をおさめ、香港では『カンフー・ハッスル』(04)の記録を塗り替えて歴代興収No.1を記録。日本でも2013年に公開され、単館上映ながらスマッシュヒットを記録した。
そして2018年、舞台を日本にうつし、旬の若手俳優たちにより現代の物語として新た生まれ変わった『あの頃、君を追いかけた』の公開が2018年の10月に決定。この度、特報が解禁され、合わせてビジュアルも公開となった。
“あの頃、どうしたら君に追いつけたのだろう”
全ての人の“あの頃”に捧げる愛おしくて切ないラブストーリー
今回、解禁となった特報には、2人が距離を縮めるきっかけとなった、主人公・浩介がクラスの優等生・真愛から手作りの数学のテストの宿題を渡されるシーンから始まる。授業中の居眠りを真愛に注意されたり、2人で夜遅くまで残って勉強をする中で、それまで浩介にとって「お堅い優等生」という印象でしかなかった真愛がかけがえのない存在となっていく様子が映しだされている。2人でそれぞれ秘密の願い事を書いて大空に放った天燈、そしてその後に続く大粒の涙を流す真愛の姿――果たして浩介の恋は実ったのか。観る者の想像と、初恋の「あの頃」を振り返りたくなるような映像だ。
同時に解禁となったビジュアルは、少し遠くを見つめている山田裕貴、齋藤飛鳥の2人の写真がメインにおかれ、 “たかが10年の片想い”というキャッチと共に、2人の愛おしくて切ない恋愛を想起させるビジュアルとなっている。
本作の主人公・浩介を演じるのは、『となりの怪物くん』(18)、『万引き家族』(18)など話題の映画やドラマに出演、注目度急上昇中の若き実力派俳優、山田裕貴。激しい雨の中で真愛への愛を叫ぶ熱のこもった演技は、「一人でも多くの方に観てもらえるように、ただ必死で”君”を追いかけた」と語った本作への意気込みが伝わってくる。ヒロイン・真愛を演じるのは乃木坂46の齋藤飛鳥。グループの顔とも言える存在の彼女は、皆が憧れる少しお堅いヒロインを可憐に演じ、女優としての才能も開花させた。素朴さを感じさせる制服姿に身を包んだ彼女の姿には、日本中の男性が恋するに違いない。
オリジナル作品の瑞々しさを受け継ぎつつ、旬の若手俳優たちが結集して現代の物語として鮮やかに生まれ変わった珠玉のラブストーリー。『あの頃、君を追いかけた』にぜひご注目頂きたい。
ストーリー
10年前_。水島浩介は、クラスメイトの仲間たちとつるんではバカなことばかりをし、さしたる夢や目標も分からぬまま、お気楽な高校生活を送っていた。浩介の態度に激怒した教師が、クラス一の優等生・早瀬真愛を浩介のお目付け役に任命するまでは。真面目でお堅い真愛を疎ましく思う反面、胸がザワつき始める浩介。彼と仲間たちにとって、彼女は中学時代からの憧れだったのだ。やがて、教科書を忘れた真愛のピンチを浩介が救ったことで、2人の距離は一気に縮まっていく・・・。
誰の心にも眠る“あの頃”の記憶を呼び覚まし、アジアで歴史的ヒットを記録した同名台湾映画のリメイク作品。多感な十代を送ったすべての人に捧げる、可笑しくて切ない、恋の記憶の物語。
作品タイトル:『あの頃君を追いかけた』
出演:山田裕貴 齋藤飛鳥 / 松本穂香 佐久本宝 國島直希 中田圭祐 遊佐亮介
監督:長谷川康夫
脚本:飯田健三郎 / 谷間月栞
原作:九把刀「那些年、我們一起追的女孩」
製作:『あの頃、君を追 いかけた』フィルムパートナーズ
配給:キノフィルムズ
公式サイト:http://anokoro-kimio.jp
コピーライト:(C)『あの頃、君を追いかけた』フィルムパートナーズ
2018年10月 全国ロードショー