平泉成が主演を務め、Aぇ! groupの佐野晶哉が共演する映画『明日を綴る写真館』(6月7日(金)公開)より、場面写真とメイキング写真が解禁された。
あるた梨沙による同名漫画を原作とする本作。主演の平泉成がベテランカメラマンの鮫島役を演じ、相手役には、Aぇ! groupの佐野晶哉が鮫島に弟子入りを志願する太一役を演じる。企画・プロデュース・監督は、平泉成と佐野晶哉も出演した映画『20歳のソウル』(22)でメガホンを取った秋山純。
ファッション誌からのオファーが止まない気鋭のカメラマン・太一(佐野晶哉)。さびれた写真館を営むカメラマン・鮫島(平泉成)の写真に心を奪われ、弟子となった太一は、人々の抱える悩みや問題のために必死に奔走する鮫島に振り回されながらも、自分に足りないものに気付き始めて、心の成長を遂げていく。
この写真館で、鮫島のほかに、妻の桜(市毛良枝)や息子の直哉(嘉島陸)、客の牧(佐藤浩市)などと出会い、人生と改めて向き合い始める太一だが、もうひとり、いや、もう一匹の大事なキャラクターとも出会う。それが「吾郎さん」だ。運動神経が抜群で、知能が高く、もっとも賢い犬ともいわれるボーダーコリーで、みんなからは「吾郎さん」と、さん付けで親しまれている。
鮫島にまだ弟子と認めてもらえず写真館に馴染んでいない太一に飛びかかって緊張をほぐしたり、人物を撮るのが苦手な太一のために被写体になったり、長い間抱えている両親への“想い残し”に悩んでいる時に、そばで慰めたりと大活躍だ。
そんな吾郎さんに助けられるのは太一だけではなく、赤字続きの写真館の経営をめぐって息子とケンカした直後の鮫島の傍らに寄り添うのも吾郎さんだ。吾郎さんを演じた、本名ランスくんは、普段は動物園のイベント犬としてショーなどにレギュラー出演中で、本作が映像作品デビューとなる。
そんな吾郎さんは現場でも多くの出演者・スタッフから愛された様子で、彼の撮影シーンではカメラが止まると皆が笑顔で写真を撮っていたという。吾郎さんに悩みを聞いてもらっているかのような太一の場面写真とは対照的に、役柄から解放されたひと時に吾郎さんとじゃれ合い、とびきりの笑顔を輝かせる佐野。平泉にじゃれる吾郎さんを収めたオフショットの数々。しかし、平泉は、実は犬が苦手であることを撮影後に明かしている。映像作品初出演にも関わらず、犬が苦手なキャリア60年のベテラン俳優に臆することなく体を預ける吾郎さん=ランスくんの今後の活躍にも注目だ。
ストーリー
誰もが抱えている人生の“想い残し”。私たちに出来ることは、まだある。
さびれた写真館を営む無口なカメラマン・鮫島(平泉成)。彼の写真に心を奪われた気鋭カメラマン・太一(佐野晶哉)は華々しいキャリアを捨て、弟子入りを志願する。家族とのコミュニケーションすら避けてきた太一は、訪れる客と丁寧に対話を重ね、カメラマンと被写体という関係を超えてまで深く関わる鮫島の姿に驚きを隠せない。人々の抱える悩みや問題のために必死に奔走する鮫島に振り回されながらも、自分に足りないものに気付き始める太一。同時に、鮫島とその家族にも目を背けてきた“想い残し”があることを知る。変わりゆく太一が、悔いのない未来のために踏み出した一歩。その先に続く、思いもよらない奇跡に涙する――。
『明日を綴る写真館』
出演:平泉 成
佐野晶哉(Aぇ! group)
嘉島 陸 咲貴 田中洸希 吉田 玲 林田岬優
佐藤浩市 吉瀬美智子 高橋克典 田中 健 美保 純 赤井英和
黒木 瞳 / 市毛良枝
原作:あるた梨沙「明日を綴る写真館」(BRIDGE COMICS / KADOKAWA刊)
企画・監督・プロデュース:秋山 純
脚本:中井由梨子
企画協力:PPM
製作:ジュン・秋山クリエイティブ
配給:アスミック・エース
(C)2024「明日を綴る写真館」製作委員会 (C)あるた梨沙/KADOKAWA
公式サイト:https://ashita-shashinkan-movie.asmik-ace.co.jp/
公式X:@shashinkan_m
6月7日(金)全国公開!
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