幸田もも子原作「あたしの!」が実写映画化 渡邉美穂×木村柾哉(INI)のW主演で今秋劇場公開

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「ヒロイン失格」「センセイ君主」などの幸田もも子による漫画「あたしの!」(集英社マーガレットコミックス DIGITAL刊)がGAGA配給にて実写映画化、2024年秋に劇場公開することが決定した。

正直で嘘がつけず思ったことはすぐに伝えてしまうド直球で生きてきた関川あこ子と、心の奥を見せられない、あこ子の小学生からの大親友・谷口充希。高2の新学期初日、学校イチの人気を誇る1つ年上の先輩・御共直己がまさかの留年により2人の同学年に降臨。即一目ぼれしたあこ子と、好きではないと言いながら怪しい動きをする充希。これは、負けられない恋の戦いの始まりなのか?

明るくて嘘がつけず、自分の気持ちにまっすぐ突き進む主人公・あこ子を演じるのは元日向坂46の渡邉美穂。そして、もう1人の主人公で誰もが憧れる学校イチの王子様・直己を演じるのは、INIのリーダー・木村柾哉。2人は映画初出演にしてW主演、そして初共演となる。

渡邉は「出演のオファーをいただき、初めての映画で初主演という大きなチャレンジにとても緊張しプレッシャーも感じていました」とオファー時の心境を明かし、同じく木村も「最初お話をいただいたときは、初めての映画への挑戦でもあるので、嬉しいと同時に不安も大きかった」と2人とも当初は不安が大きかったと明かす。

しかし、撮影が始まると「キャスト・監督・スタッフの皆様が「みんなで頑張っていこう」と現場をとても明るくしていただき、背負い込みすぎず、でも一生懸命に撮影に臨むことができました」と渡邉は嬉しそうに振り返っている。木村も「監督がリモートでも本読みをしてくださり、撮影では人見知りの僕をキャストやスタッフの皆さんが盛り上げてくださって、クランクアップの時には達成感で感極まってしまいました」と、撮影が充実したものだったと語った。

原作者である幸田は、何度も撮影現場に足を運び、キャスト・スタッフとの交流を重ねており、映画化について「原作を読んでくれた方も、読んでない方も間違いなく楽しめる映画だと思います!」とコメントを寄せている。W主演の2人については、「美穂ちゃんの演じるあこ子は清々しく誰もが応援したくなっちゃうようなあこ子でした。恋に必死なあこ子に、時には笑い、終盤では涙止まりませんでした。あこ子と充希がバッチバチに取り合う直己くんは画面直視できないくらいパーフェクトなかっこよさでとっても素敵でした!」と太鼓判を押している。

そしてW主演の2人からも絶大な信頼を得る本作の監督は横堀光範。長編映画初監督となる本作では監督に加え、撮影、編集も務めた。横堀監督は「人を好きになって、ぶつかって、分かり合えたその先にある「成長」と「喜び」を、あこ子を通してみなさまの心に響く映画になることを願っています」と語り、本作への意気込みを、「僕にとって初めての映画監督作品です。今までの少女漫画原作映画とは一味違う映画にしたい、そんな思いを最高にフレッシュな役者陣、スタッフ陣と共にできたことをとても嬉しく思っています」と語っており、キャスト・スタッフが一丸となって臨んだ撮影がうかがえる。

脚本のおかざきさとこは、傷つきやすく繊細な世代でもあるキャラクターたちの心情を、ポップなセリフで昇華しスピード感がありながらも共感を覚える物語を紡ぎだした。

公開に向けて渡邉は「恋をとるか、友情をとるか、悩ましくてもどかしいお話ではありますが、笑いあり、涙あり、キュンキュンあり!の本当に盛りだくさんな内容になっていると思います。あこ子やみんなが成長する姿も見届けていただけたらと思います。ぜひお楽しみに!」と本作をアピール。

木村も「友情、恋だけではなく、他にもすごく色々なことが詰まっている映画です。喜んでいただけるようなシーンもたくさんあり、見終わった後は絶対に好きになってもらえる映画になっていると思います。わくわくしながら公開をお待ちいただけたらと思います」と自信を覗かせている。

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