俳優・フィルムメーカー・白黒写真家などマルチに活躍を続ける斎藤工が齊藤工名義で企画・脚本・監督を務めた最新短編映画『ATEOTD』（アテオット）が9月25日（金）、イオンシネマほか全国上映となることが緊急決定した。あわせて、ポスターヴィジュアルと場面写真が解禁された。
本作は、8月末に齊藤が監督して話題となった安藤裕子の4年半ぶりの新アルバム「Barometz」収録曲の最新ミュージックビデオである7分28秒の「一日の終わりに」をショートフィルム作品として制作したもので、ATEOTDとは「一日の終わりに」の英訳“At the end of the day”の頭文字を繋げた略語。
(C)YUKO ANDO
安藤裕子の楽曲とイラストがもつ唯一無二の世界観と齊藤工のイマジネーションが交点をもった物語を支えるのは、実力派俳優・門脇麦、宮沢氷魚。100年に一度の疫病が蔓延する終末世界を舞台に、家族も失い、自身もまたその病に蝕まれる運命を背負いながら天涯孤独にただ日々その一日を生きぬく男女の儚い夢と希望を繊細に描きだす。また、劇中の絵も全て安藤裕子が手掛けている。
門脇麦
宮沢氷魚
緊急事態宣言下にも「今だからできること」を模索し、リモート映画制作プロジェクト「TOKYO TELEWORK FILM」（TTF）の発足や映画館支援「Mini Theater Park」を通じて積極的に映画人として活動してきた齊藤工が原案・脚本・監督を務める本作もコロナ禍の現在と真摯に向き合うテーマを内包しながら、今この世界を生きる全てのひとに希望の光が差し込むような救いの力を提示する。
孤立無援のモノクロームの世界のなかで、きっとどこかにいる“あの人”に会いたい、触れたいという願いを糧に一日をひたむきに生きることで起こる色彩豊かな奇跡の物語。
なお、本作は清水康彦（MANRIKI）監督によるリモート作品・TTF#6「でぃすたんす」および本作のメイキング映像も併映となる。
安藤裕子 NEW ALBUM「Barometz」
唯一無二の世界観を紡ぎ出すミュージシャン・安藤裕子、4年半ぶりのオリジナルアルバム。
齊藤工がMVを監督した「一日の終わりに」をはじめ、日常と恋を描く12曲を収録。
安藤裕子オフィシャルサイト：https://www.ando-yuko.com
NEW ALBUM 「Barometz」
2020年8月26日(水)発売／全12曲 PCCA-04958/3,000円（本体価格）+税
Loppi・HMV限定盤（豪華ハードカバーブック 特別パッケージ仕様） BRCA-00110/4,000円（本体価格）+税
■「Barometz」購入URL：https://lnk.to/Barometz_CD
■「Barometz」配信URL：https://lnk.to/Barometz
上映作品
■『ATEOTD』
2120年。人類は自らが引き起こした新型細菌ウィルスにより滅びゆく運命を辿っていた。終末世界の片隅、生命活動が許されたシェルターのなかで、生きる意味を見失いながらも日々孤独に暮らす女（門脇麦）と男（宮沢氷魚）。ふたりとも微かな両親の記憶はあるもののほかには誰にも会ったことがない。そんな「個」として生きるふたりの唯一の希望は、一日の終わりの刹那、この世界のきっと、どこかにいるかもしれない“あの人”を想うことだった――。
出演：門脇 麦 宮沢氷魚
原案・脚本・監督：齊藤 工
音楽・絵：安藤裕子
プロデュース・監督補・編集：清水康彦／チーフプロデューサー：小林有衣子／プロデューサー：野村梓二／ラインプロデューサー：安藤光造
撮影：川上智之／照明：上野甲子朗／録音・整音：桐山裕行／美術：山田卓生
衣装：服部昌孝／ヘア：HORI（BE NATURAL）／メイク：船引美智子 Tomoya Motegi
ドローン撮影：桐山裕行／Green Decoration：尾藤祐子(BITO Green/Flower Creatives) 田井中将希(BITO Green＼Flower Creatives)
振付：飯森沙百合／振付指導：おおたけこういち
題字・ビジュアルデザイン：三宅宇太郎／CG：渡部佳宣／メイキング：井上章一
協力：PONY CANYON HORIPRO ブルーベアハウス MSI Mini Theater Park
特別協力：NTTぷらら
2020年/日本/ステレオ/モノクロ・カラー/25分
配給：イオンエンターテイメント
公式サイト：https://ateotd.tokyo/
公式Twitter：@ateotd_film
コピーライト：(C)『ATEOTD』製作委員会
■『ATEOTD』メイキングムービー（仮）
上映時間：6分
■TOKYO TELEWORK FILM #6『でぃすたんす』
仕事熱心な男（滝藤）は家族関係が希薄になっている。「コロナが落ち着くまで実家にいます」と娘を連れて家を出た妻（板谷）。リモートワークになれないまま、男は友人（平子）にすすめられたオンラインラウンジの女性（筧）と関係を深めていくが……。緊急事態宣言下に発足したリモート映画プロジェクトTTF第6弾作品として発表された珠玉の会話劇。
出演：滝藤賢一、筧美和子、平子祐希（アルコ＆ピース）、酒井健太（アルコ＆ピース）
古家祥吾（TCクラクション）、倉沢学、板谷由夏
監督・脚本・編集：清水康彦
企画・プロデュース：齋藤 工
音楽：藤森元生（SAKANAMON）
構成：はしもとこうじ、藤原ちぼり
上映時間：30:10
公式サイト：http://teleworkfilm.tokyo
コピーライト：(c)EAST FACTORY
9月25日（金）より、イオンシネマほか全国公開
