『バビロン』ブラッド・ピットが説得力抜群の快演で魅せる!誰もが夢を追って生きた時代の栄枯盛衰を感じさせる特別映像解禁

『ラ・ラ・ランド』でアカデミー監督賞を史上最年少で受賞したデイミアン・チャゼルが、ブラッド・ピットマーゴット・ロビーほか豪華キャストを迎えた最新作『バビロン』(2月10日(金)公開) の特別映像が解禁された。

本作でブラッド・ピットが演じるのは、1920年代・サイレント映画全盛のなか、映画業界の頂点に立つ超一流スターのジャック・コンラッド。昼は大作映画の主役を努め、夜は連日豪華なパーティーに現れては人々から羨望の眼差しを向けられる大物だ。映画を誰よりも愛し、役者業にも誇りを持っているジャックは、かつて「犬以下だった」というハリウッドでの役者の扱いを大きく変え、スターの輝きそのものをハリウッドにもたらした“生ける伝説”といえる存在でもある。誰もが憧れ、少しでも近づきたいと思わせるそのカリスマ性は、まさに今、映画業界の頂点に君臨し続けるブラッド・ピットだからこそ、リアリティあるキャラクターとして誰もが納得できる役であり、観客を映画の世界に没頭させてくれる見事な快演をみせている。

チャゼル監督も、「ブラッドは伝統的な映画スターがどのようであったかを感じることができる、数少ない現代役者の一人だ。当時のスターが一見何の苦労もなく発散できたような伝説的なオーラ。それがブラッドにもある。」と明かしており、ジャック役のキャスティングにブラッドの名が上がるのはごく自然な流れだったとか。

「彼にこの時代の映画スターを演じてもらうことは、最高に素晴らしいことだと感じた。」と語るチャゼル監督は、ジャック役のモデルに実在の映画スターをモデルにしている。映像内では、「当時の映画スターをモデルにしている。ジョン・ギルバードやダグラス・フェアバンクスたちをね。彼は全てを手に入れ全てが神がかっている。」と明かしており、ジャック役を演じたブラッドも、そのためのリサーチを欠かさなかったそう。「過去に遡り、勉強した。ギルバート、フェアバンクス、(ルドルフ・)ヴァレンチノの作品をたくさん見たよ。彼らの演技には真の魅力がある。」と、かつてのスターたちから自身の役作りのヒントをもらったことを明かしている。

しかし、時はサイレント映画からトーキー映画へと移りゆくハリウッド激動の時代。現代の我々には到底考えつかないほどの大成功を収めたジャックの前にも、急激な変化の荒波が押し寄せる。「映画業界に変化が訪れ」「流れに置いていかれる」ジャックと共に、新鋭女優としてハリウッド黄金期を駆け抜けるネリー・ラロイ役を演じたマーゴット・ロビー、そしてジャック役を演じたブラッド自身が口にするその言葉の真意とは?“もっと上を目指さないか”そう語るジャックの野心が招く運命の行く末は―?

世界が一気に発展し、誰もが大きな夢を掲げて生きた、ゴージャスでクレイジーなハリウッドの黄金時代を体現するブラッド・ピット演じるジャック・コンラッドの生き様を、ぜひスクリーンで目撃してほしい。

バビロン
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