Netflix「梨泰院クラス」でトランスジェンダーのマ・ヒョニ役を演じ、大ブレイクを果たしたイ・ジュヨン。彼女を主演に迎えた瑞々しい青春映画『BaseballGirl』(英題)が『野球少女』の邦題で2021年3月全国ロードショーとなることが決定した。
Netflixドラマ「梨泰院クラス」のメインキャストの中でも異彩を放つ、タンバムの料理長マ・ヒョニを演じたイ・ジュヨンは、確かな演技力と存在感で視聴者の心を掴み、新世代のスターの仲間入りを果たした。
先日行われたアジアアーティストアワードでアイコン賞を受賞し、まさに韓国エンタメ界のアイコニックとして今最も旬な女優となった。
そんなイ・ジュヨンがこの度の主演作『野球少女』で演じるのは、プロ野球選手を目指す天才野球少女。
決して夢を諦めずに、社会に立ち向かっていく姿に、誰もが胸を打たれ、口コミが話題を呼びスマッシュヒット。
第24回釜山国際映画祭でも観客・批評家が熱狂し、「映画祭の観客の満場一致で一押し!正直なタイトル通り、クールで胸が熱くなるドラマ。」、「優しい人を応援する優しい映画。自分の選択を強い意志で貫いたスインが素晴らしい。未来が幸せであってほしいと応援したくなった。」と感動の声が続々寄せられた。
最高球速134km/hの速球とボールの回転力が強みの天才野球少女チュ・スイン(イ・ジュヨン)。
高校卒業後はプロ球団で野球を続けることを夢見て、誰よりも練習を重ねてきた。
しかし、女子という理由でトライアウト(プロテスト)も受けられない。おまけに友人、家族からも反対される。
そんな時、プロを目指し夢破れた新人コーチのチェ・ジンテ(イ・ジュニョク)が赴任し、大きな変化が訪れる。
果たして彼女の夢は叶うのだろうか――。
主演のイ・ジュヨンは、『春の夢』、『蚕を飼っていた部屋』、『なまず』等の話題作に多数出演し、多彩な演技を披露してきた韓国インディーズ界の名女優。
本作で天才野球少女を演じるにあたって、「私が中途半端だと映画が伝えようとしていることが色褪せてしまうのではないかと思った」と語り、撮影に入る前に約40日間の訓練に臨み、劇中の全ての野球のシーンを自らこなした。
そして見事、2020年ニューヨーク・アジアン映画祭 国際ライジングスター賞を受賞。
確かな実力と人気を兼ね揃えた若きスター、イ・ジュヨンの脇を固めるのは韓国を代表する名優陣だ。
「秘密の森」、「60日、指定生存者」、「365:運命をさかのぼる1年」などのドラマに多数出演し人気を博すイ・ジュニョクが主人公を支えるコーチ役を演じ、撮影前には増量を行い、イ・ジュヨンと共に訓練を受けたその熱量はスクリーンからもうかがえる。
またドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」、「椿の花咲く頃」、『無垢なる証人』などに出演するベテラン女優ヨム・ヘランが主人公の家長であり現実的な母親役を演じ、共感を呼ぶ。
『エクストリーム・ジョブ』をはじめ多数の作品で名脇役として活躍するベテラン俳優ソン・ヨンギュが主人公の夢を応援する父親役を演じた。
ガラスの天井を打ち破るために努力する野球少女を、支える父親と諦める勇気を説く母親。
そんな感涙必至の家族ドラマも本作の見どころだ。
コロナ禍、誰もが生まれて初めての経験に立ち向かった2020年だからこそ、何があってもあきらめない主人公の姿には、誰もがエールを送るに違いない。
作品タイトル:『野球少女』
出演:イ・ジュヨン「梨泰院クラス」、イ・ジュニョク「秘密の森」、ヨム・ヘラン「椿の花咲く頃」、ソン・ヨンギュ 「エクストリーム・ジョブ」
監督・脚本:チェ・ユンテ
2019年/韓国/韓国語/105分/スコープ/カラー/5.1ch/英題:Baseball Girl /日本語字幕:根本理恵
配給:ロングライド
公式サイト:longride.jp/baseballgirl/
コピーライト:(c) 2019 KOREAN FILM COUNCIL. ALL RIGHTS RESERVED
2021年3月全国ロードショー