ティム・バートン監督最新作『ビートルジュース ビートルジュース』の第二弾日本版予告とポスタービジュアルが解禁された。あわせて、第81回ヴェネチア国際映画祭のオープニング作品に選出されたことも明らかになった。
本作は、ティム・バートンワールドを世に知らしめた原点のひとつとも言える『ビートルジュース』(1988)の35年後を描くホラーコメディ。前作から引き続き主人公・ビートルジュースを演じるマイケル・キートンに加え、キャサリン・オハラがリディアの母親・デリアを、そして当時16歳だったウィノナ・ライダーが娘を持つ母親になったリディアを演じる。
リディアの1人娘で、ハロウィンの夜に死後の世界に囚われてしまう物語のヒロイン・アストリッドを演じるのは、本作でNetflix「ウェンズデー」に続き再びバートン監督とタッグを組むジェナ・オルテガ。また、ビートルジュースの元妻・ドロレスにはバートン作品初出演となるモニカ・ベルッチ。バラバラにされた身体をホッチキスで全身を繋ぎ合わせた、まさにティム・バートンワールドを体現したキャラクターを演じる。
そのほか、リディアの婚約者・ローリーをジャスティン・セロー、ドロレスとともにビートルジュースを追うウルフをウィレム・デフォーが演じる。
解禁された予告編は、不気味な高笑いが轟くなかビートルジュースが人間界に降臨するところから始まる。彼の野望は、死後の世界を飛び出して、楽しい人間界へ移り住むこと。そのためには、愛する人間リディアと結婚しなくてはならない。ある日、この無謀すぎる人間界移住計画にチャンスが到来する。リディアの娘アストリッドが死後の世界に囚われたのだ。
結婚を条件に娘の救出を依頼されたビートルジュースはアストリッドを救い出し野望を果たすことができるのか。ビートルジュースの何やら因縁ありそうな元妻ドロレスも登場し、死後の世界と人間界をまたにかけた大騒動に。ハロウィンの夜に訪れる衝撃の結末とは。
あわせて解禁されたポスターには、ビートルジュースをはじめとするキャラクターたちが物語の舞台である“とある家”を取り囲み、「死ぬほど楽しませるぜ、人間!」というコピーが添えられ、不気味で愉快なハロウィンの騒動を予感させる。
ディズニースタジオのアニメーターとしてキャリアをスタートさせたバートンは、30歳の若さで『ビートルジュース』を監督し、自身初の全米初登場No.1を獲得。4週連続No.1、11週連続TOP10入りの大ヒットを記録し、第61回アカデミー賞メイクアップ賞を受賞。名実ともにハリウッドのヒットメーカーの仲間入りを果たすと、ビートルジュース役のマイケル・キートンと再びタッグを組んだ翌1989年公開の『バットマン』で一気にその名を世界に轟かせた。
バートン監督の最新作にしてハロウィン史上最大のお騒がせホラーコメディ『ビートルジュース ビートルジュース』は9月27日(金)全国公開。
ストーリー
死後の世界で“人間怖がらせ屋”を営んでいる推定年齢600歳のお騒がせ者・ビートルジュース(マイケル・キートン)は、かつて結婚を迫るも叶わなかったリディア(ウィノナ・ライダー)のことが今も忘れられないでいる。彼の願いはただひとつ、「人間と結婚」し、死後の世界から人間界へ移り住むことなのだ。一方、リディアは自身の霊能力を活かしTV番組「ゴーストハウス」の司会としてお茶の間の人気を博しているものの、私生活では一人娘・アストリッド(ジェナ・オルテガ)との母娘関係に頭を悩ませている。なぜならアストリッドは幽霊の存在をまったく信じておらず、母親の霊能力をインチキだとさえ思っているからだ。そんななか、死後の世界で事件が起きる。何世紀にもわたり、死後の世界の倉庫に身体をバラバラに封じ込められていたビートルジュースの元妻・ドロレス(モニカ・ベルッチ)が復活してしまう。ドロレスはビートルジュースに復讐したい因縁があるらしく執拗に探し回るが、一年で最も不気味な夜が訪れるハロウィンの日に急展開が。なんとアストリッドが死後の世界に囚われてしまい、なんとか娘を助け出したいリディアは最終手段としてビートルジュースに助けを求めることに。ビートルジュースへの復讐に燃えるドロレス、今度こそリディアとの結婚を成就させたいビートルジュース、死後の世界に囚われた一人娘を助け出したいリディア、はたしてハロウィンの夜に訪れる結末とは――。
『ビートルジュース ビートルジュース』
出演:マイケル・キートン、ウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラ、ジャスティン・セロー、モニカ・ベルッチ、ジェナ・オルテガ、ウィレム・デフォー
監督:ティム・バートン
配給:ワーナー・ブラザース映画
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公式サイト:beetlejuicemovie.jp
2024年9月27日(金)全国公開