ティム・バートン監督最新作『ビートルジュース ビートルジュース』(9月27日(金)公開)の日本語吹替に、友近とロバート・山本博がコントの経験を活かした《芸歴吹替声優》として参加することが明らかになった。
友近が演じたのは、“死後の世界の受付係”。<人間界>から<死後の世界>にやってきた人に対応する受付窓口の女性で、本作の象徴的なシークエンスに登場する。
過去に受付嬢のコントをしていたという経緯で今回キャスティングが決まった友近は「コントでやっていたキャラクターからキャスティングされるとは、とても面白いなと思いました。もともとアフレココントをずっとやっていたので、アフレコのお仕事はとても好きです。そして今回は声のお仕事だけれども、受付係の衣装まで着て楽しくやらせていただきました。他にも色々なキャラクターがありますので、ピザ屋のおじさんの映画があれば、“西尾一男”で全編やらせていただきたいなと思います」と本作の《芸歴吹替》アフレコを楽しんだ模様。
ロバート・山本博が演じた役は、“死後の世界のクリーニング屋”。ビートルジュースの元妻・ドロレスにすごまれ、生気を吸い取られぺしゃんこになる男だ。
友近と同じく、過去にクリーニング屋のコントをしていたという経緯で今回キャスティングが決まった山本は、「クリーニング屋のコントはすごく若い頃のコントだったので、そこからキャスティングしていただくとは、すごくありがたく、ちょっと感動してしまいました。今までいろんな役を演じてきましたが、それが芸歴吹替に繋がるとは芸人冥利に尽きます」と喜びを語った。
クリーニング屋の役づくりに関して、「(この衣裳のように)爽やかなイメージのクリーニング屋を想像していましたが、全然イメージしていなかったクリーニング屋で驚きました。『なんだ~?』というセリフがあるのですが、普段のコントでもよく使うセリフだったので、そこも見どころのひとつかと思っています」と現実と死後の世界とのギャップに驚愕するとともに、見どころポイントを明かした。
「アフレコの際に、実際に演じられている役者さんの声のトーンと違和感が出ないように体勢まで寄せていって、猫背になりながら演じていたような気がしますが、気持ちのなかでは完全にクリーニング屋にならせていただきました」と《芸歴吹替声優》としてのこだわりを見せた。
いよいよ2週間後に公開を控える本作だが、友近は「36年前の作品の続編がこうして作られるのは、『ビートルジュース』の人気の高さが伺えますし、アフレコをしていてもすごく興味深かったです。本当に楽しく観れる映画だと思うので、ぜひみなさんにご覧いただきたいなと思います」、山本は「ホラーチックな作品に見えますが、コメディ要素満載の映画ですので、ぜひご家族で楽しんでいただきたいなと思います」と語っている。
なお、本作の日本語吹替では、ビートルジュース役の山寺宏一、リディア役の坂本真綾、ビートルジュースの元妻ドロレス役の沢城みゆき、リディアの娘・アストリッド役の伊瀬茉莉也、リディアの母・デリア役の戸田恵子、ジェレミー役の小林千晃、ローリー役の森川智之、ウルフ役の山路和弘が、声だけに留まらず、その姿形まで完全にキャラクターに変身する史上初の《全身吹替》に挑んでいる。
『ビートルジュース ビートルジュース』
出演:マイケル・キートン、ウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラ、ジャスティン・セロー、モニカ・ベルッチ、ジェナ・オルテガ、ウィレム・デフォー
監督:ティム・バートン
配給:ワーナー・ブラザース映画
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公式サイト:beetlejuicemovie.jp
9月27日(金)全国公開
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