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映画『ブラックボックス:音声分析捜査』国家機関BEA全面協力による“ブラックボックス”開封シーン本編映像が解禁!

ピエール・ニネが主演を務める『ブラックボックス:音声分析捜査』(2022年1月21日(金)全国公開)の本編映像が解禁された。

監禁されたのは、本作において最重要アイテムであるボイスレコーダー“ブラックボックス”を音声分析官が開封する本編映像。国家機関であるBEA(フランス航空事故調査局)が撮影に全面協力しているだけに、ブラックボックスの詳細な構造や、張り詰めた空気の中で作業にあたる分析官たちの挙動はリアルそのものである。

“ブラックボックス”とは、飛行データと操縦室の会話と音声を記録するために航空機に搭載されているレコーダーで、航空機事故調査には欠かせない証拠品とされる装置。ブラックというネーミングから“黒い色をした箱”をイメージしがちだが、実際は耐熱塗料が塗られた赤色やオレンジ色が一般的だという。本作はフランス映画で初めてBEA(フランス航空事故調査局)が全面バックアップをしていることから、普段めったにお目にかかれないブラックボックスを開封する場面も実に真に迫っている。

乗客・乗務員316人全員の死亡が確認された墜落機から取り出すことに成功したブラックボックス。その損傷の激しさから墜落事故の凄惨さを物語っている。特殊なマスクと軍手を身につけた数人の分析官が慎重かつ厳かな手つきで、パンドラの箱と化したブラックボックスを開封していく。厳重に内蔵されたレコーダーを取り出すまでの一連の流れは開封する分析官の視線ショットで構成され、脚本も自ら手掛けたヤン・ゴズラン監督によるこだわりの撮影スタイルでリアリティが強調されている。現実に即した再現度の高さも相まって、実際の映像が挿入されたかのような臨場感を生み出すことに成功した。

航空会社や航空機メーカーなど沢山の関係者が固唾を飲んで作業を見守る中、分析官の一挙手一投足のすべてが録画される。全員が作業の透明性が完全に保たれていることを確認できなくてはならないのだ。居合わせる全員のこわばった表情。真っ白な室内に充満する張り詰めた空気。そんな開封の様子をモニター越しに誰もいないオフィス内で食い入るように見つめるのは、BEA内で最も鋭い聴覚を持つが本案件から外されたマチュー(ピエール・ニネ)だ。果たしてこのブラックボックスには一体何が記録されているのか?

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