ユアン・マクレガーと実娘クララ・マクレガーのW主演作『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』(7月5日(金)公開)より、新場面写真と監督からのコメントが解禁された。
今年、映画デビュー30周年を迎えるユアン・マクレガー。実生活では長年連れ添った妻との離婚、再婚によって娘クララとの親子関係に問題を抱えていたユアンだが、そんなクララが最愛の父へ送った1つのラブレター〈脚本〉がきっかけとなって本作が生まれた 。
この度、解禁された新場面写真では、ユアンとクララ演じる親子の姿のほか、旅先で出会う風変わりな人々も切り取られている。ブロードウェイを夢見る光を放つ女や、娘を口説こうとするピエロの男、古代インド占星術を信じるレッカー業者の女など、謎めいた出会いが親子の距離を縮めるきっかけとなる。
こだわり抜いた映像センスが、色彩の美しい写真から伺えるが、手がけたのは本作が初監督作品となったオランダ人監督エマ・ウェステンバーグ。テレビドラマ、MV、世界的な有名ブランドのコマーシャルなどを数多く手がけ、ジャネル・モネイのMV「PYNK」でグラミー賞の最優秀監督賞にノミネートされた。古典的さとポップな美学の融合が持ち味で、独特な世界を作り出し批評家たちに絶賛される、注目の新鋭だ。
ウェステンバーグに、ユアン・マクレガー親子との共同制作について尋ねると「私たちは話し合いを重ね、キャラクターを作り上げ、彼らの旅を、私たち自身の経験に対して嘘のないものとして構築していきました。映画『ペーパー・ムーン』(73)は、私の大好きな映画の1本で、実生活と撮影現場の繋がりにおいて、これほど素晴らしい作品はありません。ユアンとクララの実の親子が参加してくれたことで、父娘の物語において、真の感情的な深みを探求することができました」と語り、主演のライアン・オニールが実娘テータム・オニールと共演したロードムービー『ペーパー・ムーン』を引き合いに、本作が貴重なシチュエーションの元、より真実に近い親子の物語となったことを明かした。
ストーリー
何年も疎遠だった娘のある出来事をきっかけに、父は彼女をニューメキシコ州に向かう旅に連れ出す。関係を修復したくても、どうすれば二人の溝を埋められるか分からない。娘は父との美しい過去を思い出しながらも、自分を捨てた父を許すことができず反発を繰り返す。旅の目的地が近づいてきた時、二人はお互いが抱える問題と向き合うことになる。
『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』
出演:ユアン・マクレガー、クララ・マクレガー
監督:エマ・ウェステンバーグ
脚本:ルビー・キャスター、クララ・マクレガー、ヴェラ・バルダー
2023年/アメリカ/英語/102分/シネマスコープ/5.1ch/カラー/原題:Bleeding Love/日本語字幕:岩辺いずみ
配給:ロングライド
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公式サイト:longride.jp/bleedinglove/
公式X:@bleedinglove_jp
7月5日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー
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