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映画『ぼくのお日さま』世界15カ国での公開決定 高妍からのイラストポスター、朝井リョウら著名人コメントも到着

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映画『ぼくのお日さま』が9月6日より東京にて3日間限定で先行公開、9月13日から全国公開される。この度、日本国外では台湾での9月20日公開を皮切りに、世界15カ国での公開が決定。台湾と日本を拠点に活躍する高妍(Gao Yan/ガオ イェン)から本作をイメージしたポスターとコメントが到着した。

長編デビュー作『僕はイエス様が嫌い』で第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を、当時、史上最年少となる22歳で受賞した奥山大史監督。商業デビュー作で、長編2作目となる『ぼくのお日さま』は、今年5月に開催された第77回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門へ選出され喝采を浴び、すでに5つの国際映画祭で上映され、今後、第49回トロント国際映画祭へ出品され、新たに第29回釜山国際映画祭、第72回サンセバスチャン国際映画祭への出品も決まっている。

そして、この度アメリカの配給会社Film Movementの配給が決まり、北米公開も決定。台湾での公開を皮切りに、フランス、スペイン、スイス、ブルガリア、韓国、タイ、ブラジルなど現在までに15カ国で公開される。

解禁されたのは、イラストレーター、漫画家として台湾と日本を拠点に活躍し、マンガ「緑の歌 – 収集群風 -」(上下巻)」(ビームコミックス)では台湾のユースカルチャーを描き出し、村上春樹の小説の装・挿画なども手がける高妍によるイメージポスター。

高妍は、「雪と光の反射、柔らかな粒子と童話のような色合いで構成された『ぼくのお日さま』は子供たちの純真さと残酷さを繊細に描いた素晴らしい作品」と称賛し、とても楽しく描き上げたというイラストは、優しい光に包まれた、雪が舞う氷上をタクヤとさくらの2人が手を取りながら、アイスダンスを練習する姿がメインビジュアルとして捉えられている。

高妍は、「雪と光の反射、柔らかな粒子と童話のような色合いで構成された『ぼくのお日さま』は子供たちの純真さと残酷さを繊細に描いた素晴らしい作品」と称賛し、とても楽しく描き上げたというイラストは、優しい光に包まれた、雪が舞う氷上をタクヤとさくらの2人が手を取りながら、アイスダンスを練習する姿がメインビジュアルとして捉えられている。

下部には2人のコーチである荒川の足元も共に描かれ、3人がともに過ごした雪の降る季節を、高妍ならではのノスタルジックなタッチで映し出された印象的なイラストとなっている。

また併せて、小説家の朝井リョウ、音楽プロデューサー・ベーシストの亀田誠治、フィルムメーカー・小説家の川村元気、脚本家の宮藤官九郎、俳優・映画制作者の斎藤工、クリエイティブディレクターの箭内道彦、タレントのYOU、映画監督の行定勲からコメントが到着した。

コメント全文(50音順、敬称略)

朝井リョウ(小説家)
雪になって、日差しになって、ずっとこの世界を見ていたい。心からそう思うほど全員を愛しく感じました。
自分で選択せずとも宿ったもの、かつ、人生に大きな影響を与えるもの。そういうものに“私”を蹂躙させない人々の姿を立ち上らせながらも、その手触りはあくまでやわらかくあたたかい。この不思議なバランスが成立しているのは、作り手に細やかなこだわりと徹底したビジョンがあってこそだと思います。
鑑賞中、何度かスクリーンが光を吸い込んで膨らんだように見えました。この映画だけが持つ魔法だな、と思いました。

亀田誠治(音楽プロデューサー/ベーシスト)
なんともあたたかい映画に出会いました。
人を好きになる気持ちと何かに夢中になることってどこかでつながっているんだなって思いました。

川村元気(フィルムメーカー・小説家)
押入れの奥にしまいこんでた子供の頃の宝箱を、ふいに開けてしまったような気持ちになりました。
痛くて、恥ずかしくて、でもとても大切だった秘密の箱庭のような世界。

宮藤官九郎(脚本家)
何もない、真っ白な世界に、大切なものだけを、細心の注意を払ってそっと配置して、
光とか、影とか、表情とか、後ろ姿とか、息づかいとか、全てを逃がさないように捉えた、とても繊細で大胆な作品。とにかく、子供たちが良いのです。瑞々しく、時に残酷で、なによりチャーミング。
大人も負けず劣らずチャーミング。無防備で、静かに熱い池松くん。若葉くんも切なかった。
こういう映画が好きな俺もいるんだなと気づかされたし、憧れるし、痺れました。
奥山監督、すごい才能(エンドロールも最高!)

高妍(漫画家・イラストレーター)
雪と光の反射、柔らかな粒子と童話のような色合いで構成された『ぼくのお日さま』は
子供たちの純真さと残酷さを繊細に描いた素晴らしい作品。

斎藤工(俳優/映画制作者)
遠い場所で静かに始まった美しく儚い物語が気が付いたらすぐそこにある自分の物語になって行く
描かれる全ての人間が輝き本質的で圧倒的な作家性に溢れた傑作
奥山大史監督が生み出す唯一無二の世界
今後もその世界を生涯追い続ける事になると思います

箭内道彦(クリエイティブディレクター)
声にしない台詞、影を使わぬ光、主題歌になった歌。他の誰にもつくることのできない、奥山大史の映画。

YOU(タレント)
冬の白の中で 触れ合うお互いの華奢な想いが ゆっくり溶けていくのが視えた。
二度とない景色が 切なくて 眩しい。

行定勲(映画監督)
優しく、美しく。
躍動するカメラは、一瞬で過ぎていく取り戻せない時を捉える。そこには奇跡が連続していた。
登場人物たちの間に生まれる、どうにもできないモヤモヤとした感情に、ひとは“恋”と名づけるのだろう。
この映画は恋を描いたまさに珠玉の映画だ。
大人になる直前の青春の入口に立った
あの頃を見事に描いた傑作。

映画『ぼくのお日さま』は、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテにて9月6日(金)~9月8日(日)で3日間限定先行公開され、9月13日(金)より全国公開。

ストーリー
吃音のあるアイスホッケー少年・タクヤ(越山敬達)は、「月の光」に合わせフィギュアスケートを練習する少女・さくら(中西希亜良)の姿に、心を奪われてしまう。ある日、さくらのコーチ荒川(池松壮亮)は、ホッケー靴のままフィギュアのステップを真似て何度も転ぶタクヤを見つける。タクヤの恋の応援をしたくなった荒川は、スケート靴を貸してあげ、タクヤの練習をつきあうことに。しばらくして荒川の提案から、タクヤとさくらはペアでアイスダンスの練習をはじめることになり……。

『ぼくのお日さま』
出演:越山敬達、中西希亜良、池松壮亮、若葉竜也、山田真歩、潤浩ほか
監督・撮影・脚本・編集:奥山大史
主題歌:ハンバート ハンバート
本編:90分
配給:東京テアトル
(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS

公式サイト:bokunoohisama.com
公式X:@bokuno_ohisama
公式Instagram:@bokuno_ohisama

9/6(金)〜9/8(日)テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテにて3日間限定先行公開
9/13(金)より全国公開

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