ドイツ映画『ぼくとパパ、約束の週末』(11月15日(金)公開)の日本版ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。
全56のサッカーチームを自分の目で見て、“推しチームを決めたい”とドイツ中を旅する自閉症の息子ジェイソン。そして、多忙な仕事の合間を縫ってジェイソンと共に旅をする父のミルコ。ふたりの実話をもとに作られた本作は、ドイツ本国で公開されると100万人を動員する大ヒットを記録した。
監督は、第55回ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』(05)、『5パーセントの奇跡 ~嘘から始まる素敵な人生~』(17)のマルク・ローテムント。父親ミルコ役にロリアン・ダーヴィト・フィッツ(『100日間のシンプルライフ』)、ジェイソン役にセシリオ・アンドレセン、父子の旅を優しく見守る妻役にアイリン・テゼル。
今回、解禁された日本版ポスタービジュアルは、本国ドイツ版を踏襲し、仰向けでグラウンドに寝転がる父子が描かれたシンプルなデザイン。推しチームを見つける旅を通して、将来への希望を抱きはじめたジェイソンの視線は空を見つめる。一方、ジェイソンの夢を叶えたいと願うパパの視線はまっすぐにジェイソンへと注がれている。ふたりの視線で「息子とともに成長する家族のドラマ」という本質を表現しつつ、背景に配されたグラウンドの鮮やかなグリーンが爽やかな感動作を予感させる。
ストーリー
特別な感性を持つ10歳のジェイソンは、幼い頃から自閉症と診断されていた。生活に独自のルーティンとルールがあり、それらが守られないとパニックを起こしてしまう。ある日、クラスメイトから好きなサッカーチームを聞かれたのに答えることができなかったジェイソンは、56チームぜんぶを自分の目で見て好きなチームを決めたいと家族の前で言い出す。こうして、ドイツ中のスタジアムを巡る約束をしたパパとの週末の旅が始まった。強いこだわりを持つジェイソンは、果たして推しチームを見つけることが出来るのか?
『ぼくとパパ、約束の週末』
出演:フロリアン・ダーヴィト・フィッツ(『100日間のシンプルライフ』)、セシリオ・アンドレセン、アイリン・テゼル
監督:マルク・ローテムント(『5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生』)
日本語字幕:吉川美奈子 字幕監修:山登敬之
配給:S・D・P
(c)2023 WIEDEMANN & BERG FILM GMBH / SEVENPICTURES FILM GMBH
公式サイト:bokupapa-movie.com
公式X:@boku_and_papa
公式Instagram:@boku_and_papa
11月15日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町ほか全国公開
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