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ドキュメンタリー映画『僕が跳びはねる理由』人気声優・河西健吾ナレーションによる予告映像&シーン写真6点解禁!

僕が跳びはねる理由

会話のできない自閉症という障害を抱える作家・東田直樹がわずか13歳の時に執筆した「自閉症の僕が跳びはねる理由」(エスコアール、角川文庫、角川つばさ文庫)をもとにドキュメンタリー映画化された『僕が跳びはねる理由』が4月2日()に日本公開となる。

東田による原作を英訳したのは、トム・ハンクス、ハル・ベリー主演の映画『クラウド・アトラス』(2012)の原作などで知られるイギリスの作家 デイヴィッド・ミッチェルとその妻ケイコ・ヨシダ。日本に滞在していた経験もあるデイヴィッドは自らも自閉症の息子を育てており、対応に困り果てていた我が子の行動に対する疑問の答えをこの書籍の中に見つけ「世界中の自閉症の子を持つ親にもこの本を読んで欲しい・伝えたい」という願いから翻訳、2013年「The Reason I Jump」として出版した。現在では世界30か国以上で出版され、瞬く間に117万部を超えるベストセラーとなっている。

その後、この英語版書籍が本作にも出演しているジョスの両親(本作のプロデューサーを務めるジェレミー・ディアスティーヴィー・リー)の目にとまったことで、本作が誕生した。

「自閉症と呼ばれる彼らの世界が“普通”と言われる人たちと、どのように異なって映っているのか?」を世界各地の5人の自閉症の少年少女たちの姿やその家族たちの証言を通して追い、明らかにし、そして「自閉症者の内面がその行動にどのような影響を与えるか」を斬新な映像表現や音響効果を駆使した本作。彼らが見て・感じている世界をあたかも疑似体験しているかのように体感でき、これまで誰も観たことのなかった驚きと発見に満ち溢れている。

この度解禁されたのは「言いたいことが言えない生活を想像出来ますか?」という、原作者・東田の問いかけの言葉から始まる予告編。

「僕は世界をどう見ているのか。僕の場合は、まず、部分が飛び込んでくる」「今言われたことも、ずっと前に聞いた事も、僕の頭の中ではあまり変わらない」と東田が語るように、“たくさんの人たちが見ている風景とはちょっと違って見えている自閉症者の世界や時間軸”をそのまま表現する“逆さまに見える廃墟”“先端だけ見える鉛筆”“ガラスが細かく割れるように聞こえる雨の音”“ランダムに現れる子供時代と大人時代の記憶”などの映像が、斬新なカメラワークと感情に突き刺さるような美しさとともに映し出されていく。

その後、絵画に特別な才能を持っていたり、会話ではなく文字盤を使えば意思疎通ができたりするなど、様々な個性を持つ人たちが登場。周囲の人たちが自分たちの少し視点を変えることで、彼らが“普通”と言われる人では感じることのできない喜びを感じていることを知ることで、「少しだけ僕の言葉に耳を傾けて、僕らの世界を旅して欲しい」という東田の想いが通じていく様子を捉えた映像だ。

僕が跳びはねる理由
河西健吾

“普通”とは何かを問いかけるように、様々な人種、性別、年齢の世界の自閉症の子供達を切り取っており、予告編のナレーションを担当した河西健吾「とても素敵な予告編です。ぜひ皆さんにご覧頂けたらと思います!」とコメントを寄せている。

「普通とは?」「個性とは何か」という普遍的な疑問、「会話(=コミュニケーション)の大切さ」「多様性の重視」など、本作を通して、他者と分断されている今を生きる誰もが共感し、問いかけることができるような感動の“体感”ドキュメンタリー映画『僕が跳びはねる理由』は、4月2日(金)日本公開。

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