【重要】アネモ会員システム全面リニューアルのお知らせ

『僕が跳びはねる理由』「言いたいことが言えない生活を想像できますか?」観客を“感覚過多”の世界へと導く冒頭映像が解禁!

僕が跳びはねる理由

会話のできない自閉症という障害を抱える作家・東田直樹がわずか13歳の時に執筆した「自閉症の僕が跳びはねる理由」(エスコアール、角川文庫、角川つばさ文庫)をもとにドキュメンタリー映画化された『僕が跳びはねる理由』が4月2日()に日本公開となる。

“普通とは違う”と言われて続けてきた原作者の東田直樹。しかし「みんなから見れば、自閉症の世界は謎だらけに違いない」が「心の中を僕なりに説明することで、自閉症の子供を見守る皆さんの助けになればと思う」というその切実な想いを、世界中の自閉症者の子供たちの様子とともに「言いたいことが言えない生活を想像できますか?」「少しだけ僕の言葉に耳を傾けて」「僕らの世界を旅してほしい」と、優しく問いかけるような言葉とともに映し出す。

注目すべきは、本作のジェリー・ロスウェル監督「観客を強烈な視覚と聴覚の世界から感覚過多の世界へと連れて行き、(自閉症者と自閉症者でないものの)コミュニケーションの方法を見つける」ために、全編を通してこだわったと明かす、特徴的な映像と音響効果での表現方法。自閉症者が見て・感じている世界をあたかも疑似体験しているかのように模索されたこれらの表現は、驚きと発見に満ち溢れたものであり、今回解禁される冒頭映像からその一端にも触れることができる。

目次