ロシアの名門ボリショイ劇場に、元パリオペラ座のエトワールであり、現在はスウェーデン王立バレエ芸術監督、そしてバレエ映画の名作「オーロラ」にも出演した輝かしい経歴を持つ、世界的人気のニコラ・ル・リッシュ、ほかにも世界的トップ・バレエ・ダンサーが集結。本格的なバレエシーンの迫力に魅了され、少女たちのひたむきな闘いに胸躍る、豪華バレエ・エンターテイメントの邦題が『ボリショイ・バレエ 2 人のスワン』に決定、7月7日に日本公開される。併せて、本予告・本ビジュアルが解禁となった。
本作は、ロシア国立ボリショイ・バレエ・アカデミーで、頂点を目指す2人の少女の挫折と栄光を描く青春物語。主役ユリアを演じるのはリトアニア出身でスウェーデンやフランスの国際コンテストで優勝後、ポーランド国立バレエ団を拠点に活躍中の現役ダンサー、マルガリータ・シモノヴァ。ライバルのカリーナを演じるのは実際にボリショイ・アカデミーを優秀な成績で卒業後、ロシア・ナショナル・バレエ劇場で「白鳥の湖」を始め古典的演目すべてに出演したアンナ・イサエヴァ。2人が憧れる相手役アントワーヌには、元パリ・オペラ座のエトワールで、パリ・オペラ座と並ぶ世界3大バレエ団の英国ロイヤル・バレエ団やボリショイ・バレエ団で活躍した史上最高のバレエ・ダンサー、ニコラ・ル・リッシュが出演。世界的に活躍する本物のバレエ・ダンサーが集結し、世界最高峰と言われるボリショイ劇場で撮影したステージは圧巻の迫力。
予告編は、貧しいながらも天性のバレエの才能を持つユリアが、かつては伝説のバレリーナだったガリーナからその才能を見出される所から始まる。その後、辛く厳しい入学時の基礎レッスンに耐え、次第に彼女が華やかな舞台へと向かい、波乱の恋やライバルとの出会いや葛藤を通して、ダンサーとして・人として成長していく姿が、現役の一流ダンサーが演じるレッスン風景やボリショイの華やかな舞台や衣装などを通して描かれる。
美しく豪奢なボリショイ劇場を舞台に、「エトワール」「リトル・ダンサー」「セルゲイ・ポルーニン」に続くバレエ映画の傑作が誕生した。
ストーリー
ボリショイ劇場擁するバレエ・アカデミーに入学した2人の少女。貧しい炭鉱町出身で伸びやかな身体と才能を持つユリアと、お金持ちの家に生まれ美しく気高い容姿を持つカリーナ。カリーナの優雅で完璧な踊りは生徒の中でもひときわ輝き、講師陣期待のエリートとしてプリマ候補に。一方でユリアの隠された跳躍力や表現力を、かつて伝説のプリマで講師のガリーナだけは見抜き、才能を伸ばそうと手を差し伸べる。境遇もスタイルも全て正反対の2人が、最大の親友でありライバルとなり、過酷なレッスンに耐えながら、恋とバレエを競いあう。最後に主役の座をつかむのは―。
ゴールデン・イーグル賞 最優秀脚本賞受賞・作品賞他6 部門ノミネート
ロシア映画批評家組合賞 最優秀助演女優賞受賞
作品タイトル:『ボリショイ・バレエ 2人のスワン』
出演:マルガリータ・シモノヴァ、アンナ・イサエヴァ、アリーサ・フレインドリフ、ニコラ・ル・リッシュ(『オーロラ』、スウェーデン王立バレエ芸術監督・元パリ・オペラ座エトワール)
監督:ヴァレーリー・トドロフスキー
脚本:アナスタシア・パルチコヴァ
2017年/ロシア/ロシア語/132分/シネスコサイズ/原題:Большой/英題:THE BOLSHOI/後援:ロシア連邦大使館、ロシア連邦交流庁/
配給:アット エンタテインメント
公式サイト:bolshoi-ballet-movie.com
コピーライト:(c) Valery Todorovsky Production Company
7月7日、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開