オリヴィア・ワイルド初監督作『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』が8月21日(金)より全国公開される。この度、本作の冒頭映像が解禁された。
『her/世界でひとつの彼女』『リチャード・ジュエル』の女優オリヴィア・ワイルドが、“俺たち”シリーズ、『バイス』でおなじみのウィル・フェレルとアダム・マッケイ製作総指揮の下、華麗に映画監督に転身。これまでになく大胆でパワフルな青春コメディは、SXSW映画祭を熱狂させ数々の映画賞を席巻。
また、監督、脚本、主演の全てが女性主導という作品にテイラー・スウィフト、ナタリー・ポートマンら多くのセレブが絶賛と支持表明したことも大きな話題となり、全米を熱狂させた。
すでに、こんな映画を待っていた!と話題沸騰の本作から到着したのは冒頭1分半の映像。穏やかな朝、自己啓発オーディオ で精神統一をはかるモリー(ビーニー・フェルドスタイン)。「あなたの能力を疑った連中を見下ろすの。奴らは負け犬。アホどもにギャフンと言わせてやりましょ。」と、強い口調で言う女性の声と共に、モリーは覚醒したように目を光らせて、矯正器具を取り外すシーンから本編は始まる。
愛車のボルボでモリーを出迎えるのは大親友のエイミー(ケイトリン・デヴァー)。謎のダンスで登場するモリーに乗っかって、こちらも不気味なダンス攻撃を仕掛けるエイミー、勝負のつかない世にもぬるいダンスバトルが繰り広げられる。「久しぶり。やっと会えたね。」と笑顔で言うエイミーだが、続けて「1日ぶり。」と、拍子抜けだがあまりの仲の良さが愛おしい。そして2人は高校へと出発するのであった。
注目は、エイミーの愛車の後ろに貼られているステッカーの数々。「Life Begins at Perception(人生は知覚から始まる)」などと並んで貼られる「STILL A NASTY WOMAN!」というワードは、2016年の大統領選最中のアメリカで、ドナルド・トランプ現米大統領がヒラリー・クリントン氏に対して言い放った「なんて嫌な女だ!」という言葉を受けて、クリントン支持者の女性たちが掲げ始めた「私たちはいまだに嫌な女だ!」という皮肉たっぷりのスローガンだ。エイミーの政治的思想もこういった小物からイメージできる。
一方、モリーの夢も史上最年少で最高裁判事になることで、冒頭映像の部屋に飾っている写真には、元弁護士のキャリアを持つミシェル・オバマや、「RBG」ことアメリカ最高齢の女性最高裁判事、ルース・ベイダー・ギンズバーグの写真が飾られている。本編にはまだまだそんな登場人物のキャラクターが深堀できる小ネタが隠れているので、ぜひ劇場でチェックしたい。
ストーリー
明日は卒業式。親友同士のモリーとエイミーは、高校生活の全てを勉学に費やし輝かしい進路を勝ちとった。ところが、パーティー三昧だった同級生たちも同じくらいハイレベルな進路を歩むこと知り驚愕。2人は失った時間を取り戻すべく、卒業パーティーに乗り込むことを決意する。
作品タイトル:『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』
出演:ケイトリン・デヴァー、ビーニー・フェルドスタイン、ジェシカ・ウィリアムズ、リサ・クドロー、ウィル・フォーテ、ジェイソン・サダイキス、ビリー・ロード、ダイアナ・シルバーズ、モリー・ゴードン、 ノア・ガルビン、オースティン・クルート、ヴィクトリア・ルエスガ、エデゥアルド・フランコ、ニコ・ヒラガ、メイソン・グッディング
監督:オリヴィア・ワイルド(長編初監督)
製作:アダム・マッケイ、ウィル・フェレル
2019年/アメリカ/英語/102分/スコープ/カラー/5.1ch/原題:BOOKSMART/日本語字幕:髙内朝子
提供・配給:ロングライド
公式サイト:https://longride.jp/booksmart
公式Twitter:@BOOKSMART_JP
公式Instagram:booksmart_jp
#ブックスマート
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8月21日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
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