『ベイビー・ブローカー』ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンの緊急来日決定!特別映像も

ベイビー・ブローカー

是枝裕和監督最新作『ベイビー・ブローカー』(6月24日(金)公開)の主演ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンの4名が緊急来日し、6月26日(日)に日本で開催される舞台挨拶に登壇することが決定した。あわせて、このキャスト陣が演じた様々な境遇のキャラクターに迫る特別映像も解禁された。

本作は、<赤ちゃんポスト>をきっかけに出会った赤ん坊の母親、ベイビー・ブローカーの男たち、そして彼らを現行犯逮捕しようと静かに追いかける刑事――彼らが絡み合いながら繰り広げる一風変わった旅路を描く、衝撃と感動のヒューマンドラマ。

現地時間5月28日に閉幕した第75回カンヌ国際映画祭において、主演のソン・ガンホが韓国人初となる最優秀男優賞を獲得したほか、キリスト教関連の団体から「人間の内面を豊かに描いた作品」に与えられる「エキュメニカル審査員賞」を受賞、合わせて2冠の快挙を成し遂げた。

本作で、赤ちゃんポストに預けられた赤ん坊を横流しするブローカーのサンヒョンを演じたソン・ガンホは『パラサイト 半地下の家族』(19)でアカデミー賞作品賞受賞後に来日して以来、約2年ぶりとなり、サンヒョンのブローカー仲間で、自身も親に捨てられた過去を持つドンスを演じたカン・ドンウォンは、伊坂幸太郎原作の同名小説を韓国で実写映画化した『ゴールデンスランバー』(19)以来、約3年ぶりの来日となる。

そして、赤ん坊を赤ちゃんポストに預ける母親ソヨンを演じ、IUという名で歌手としても活躍するイ・ジウン、さらにペ・ドゥナ演じる刑事スジンとともに、赤ん坊を売るブローカーたちを検挙しようと追いかけるイ刑事を演じ、ドラマ「梨泰院クラス」での活躍で日本でも広く知られるイ・ジュヨンの2人は映画のプロモーションとしての来日は今回が初となる。

韓国でのプロモーションで日本の訪問についてほのめかすなど、来日を心待ちにしていたキャスト陣。是枝裕和監督とともに日本の観客の前でどのような想いを語ってくれるのか、公開を来週に控え、期待はますます高まるばかりだ。

ベイビー・ブローカー

あわせて解禁された特別映像では、赤ん坊を横流しするブローカー、赤ん坊を手放した母親、正義感のために追いかける刑事…と、全く違った立場、そして境遇にいる複雑なキャラクターたちをキャスト陣が説明していく。社会を鋭い視点で見つめながらも、キャラクターたちの心情に優しく寄り添った是枝監督らしい演出とストーリーが展開する本作で、韓国のキャスト陣がみせる新鮮な表情も必見だ。

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