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ヴェルナー・ヘルツォーク監督ドキュメンタリー『歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡』6/4岩波ホール公開

歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡

巨匠ヴェルナー・ヘルツォーク監督の新作『歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡』が、6月4日(土)より岩波ホールで公開される。

ヴェルナー・ヘルツォーク監督のドキュメンタリーが劇場公開されるのは、2012年の『世界最古の洞窟壁画3D 忘れられた夢の記憶』以来10年ぶりとなり、また、岩波ホールでヘルツォーク監督作を公開するのは、1983年の『アギーレ・神の祈り』以来、39年ぶりとなる。本作が、7月29日(金)を以て閉館する岩波ホールでの最後の上映作品となる。

彗星のように現れこの世を去っていったイギリス人作家ブルース・チャトウィン(1940-1989)。本作は、彼の没後30年に、生前チャトウィンと親交を結んだヴェルナー・ヘルツォークが制作したドキュメンタリーである。ヘルツォーク監督は、パタゴニアや中央オーストラリアのアボリジニの地など、チャトウィンが歩いた道を自らも辿り、チャトウィンが魅了された「ノマディズム / 放浪」という、人間の存在の根底にある大きな概念を探究する旅に出る。

本作を配給するサニーフィルムは「動かずしてあらゆる情報を簡単に入手することができる今の時代に、未知との遭遇を求め旅の中に自らの生き方を探した作家チャトウィンのドキュメンタリーを公開することに大きな意義を感じています。“自分の足で歩き、見て、感じる”ことの大切さを伝える本作品が、今まさに新たな一歩を踏み出そうとする多くの方々にヒントと勇気を与えてくれる事を心より信じています。世界の映画と共に半世紀以上旅をしてきた偉大な劇場で是非本作品をご覧いただけたら心より嬉しく思います。」とコメントしている。

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