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『キャンディマン』ロバート・A・A・ロウが手掛けた不気味な劇伴の裏側に迫る特別映像が解禁!

キャンディマン

凶悪な殺人鬼による忌まわしき都市伝説を描いたカルトホラー映画『キャンディマン』(1992年公開)。“鏡に向かってその名を5回唱えると、死ぬ。”という設定で人々を夢中にさせたこの人気ホラーの系譜を、『ゲット・アウト』(17)、『アス』(19)で高い評価を得た鬼才ジョーダン・ピールがその手腕で巧みに汲み取り、現代へと語り継ぎ、映画『キャンディマン』として10月15日(金)日本公開となる。この度、ロバート・アイキ・オーブリー・ロウが手掛けた不気味な劇伴の裏側に迫る特別映像が解禁された。

本作の劇伴を担当したロバート・アイキ・オーブリー・ロウは、モジュラー・シンセを活用した楽曲制作で本国で高い評価を得ている人物。自由に音を組み合わせられることが特徴のモジュラー・シンセだが、ロバートの型にはまらない作曲スタイルが終始不気味な雰囲気を覆っている本作と絶妙にマッチしている。

到着された映像には、特殊な方法で楽曲を演奏するチェリストの姿や、ロバート本人が自らコーラスのようなものに参加する姿、さらには撮影現場の環境音を録音する姿も映し出され、本作でもロバートの唯一無二の手腕が発揮されていることが窺える。ミニマル・ミュージックの名匠とも呼ばれるフィリップ・グラスが作曲したオリジナル版のメインスコアも、今作用にロバートがアレンジ。監督のニア・ダコスタは「オリジナル・スコアのポイントはフィリップ・グラスが担当したこと。本当に気味悪くて怪奇的。その楽曲のようにユニークでありながら、アレンジを加えること、ロバートの驚異的な仕事だわ」とその功績を絶賛している。

ロバートは「私のプロセスは少し変わっていて、映画製作者たちはこの映画にハマると思ったのかも」と自身の起用について推察。こだわった点については「ロケ地の実際の環境音を取り入れること」と明かしており、その理由として「スコアと音がキャラクターとして生きているように」と語っている。

聞き慣れない音が縦横無尽に重なった不気味な楽曲は本映像でも十分に確かめることが出来る。ロバートの楽曲によって、より一層の底知れない恐怖をまとうキャンディマンを、ぜひとも劇場にてご体感いただきたい。

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