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黒沢清監督初の中編作品『Chime』8月2日(金)よりStrangerほか全国順次劇場上映が決定

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黒沢清監督最新作となる『Chime』が、東京東にある唯一のミニシアター「Stranger」初の配給作品として、8月2日(金)より同館ほかにて順次劇場公開される。

本作は、メディア配信プラットフォーム「Roadstead」のオリジナル作品第一弾として「自由に作品を制作してほしい」というオーダーから作られた、黒沢監督の初の中編作品となる。黒沢監督が「映画の中の三大怖いものを詰め込んだ」という本作は、今年の第74回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門に出品され、場内ではスタンディングオペーションを浴び話題を呼んだ。

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料理教室の講師として働いている松岡卓司(吉岡睦雄)。ある日、レッスン中に生徒の田代一郎が「チャイムのような音で、誰かがメッセージを送ってきている」と、不気味なことを言い出し驚くべき行動に出るが…。松岡の周囲で次々と異変が起こり始めた。

本作では、世界的に注目を集めた『CURE/キュア』をはじめ、黒沢監督の初期作品である『カリスマ』『蛇の道』『蜘蛛の瞳』の原点を彷彿とさせる、現代の“いびつ”が全編にわたって突き刺さる恐怖が描かれている。

ストーリー
料理教室の講師として働いている松岡卓司。ある日、レッスン中に生徒の1人、田代一郎が「チャイムのような音で、誰かがメッセージを送ってきている」と、不思議なことを言い出す。事務員の間でも、田代は少し変わっていると言われているが、松岡は気にすることなく接していた。しかし別の日の教室で、田代が今度は「僕の脳の半分は入れ替えられて、機械なんです」と言い出し、それを証明するために驚くべき行動に出る。田代の一件後のある日、松岡は若い女性の生徒・菱田明美を教えていた。淡々とレッスンを続ける松岡だったが、丸鶏が気持ち悪いと文句を言う明美に、彼は――。松岡の身にいったい何が起きたのか。料理教室で、松岡の自宅で、ありふれた日常に異様な恐怖がうごめき始めたのだった…。

『Chime』
出演:吉岡睦雄/小日向星一 天野はな 安井順平 関幸治 ぎぃ子 川添野愛 石毛宏樹/田畑智子/渡辺いっけい
監督・脚本:黒沢清
音楽:渡邊琢磨
製作:Roadstead
企画:Sunborn
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
2024年/45分/日本
配給:Stranger
(c)Roadstead

公式サイト:https://roadstead.io/Chime
公式X:https://x.com/Chime_Roadstead

8月2日(金)より、Stranger他全国順次劇場上映

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