第71回カンヌ国際映画祭「監督週間」で初上映され、賛否両論真っ二つに分かれた中で<芸術映画賞>受賞を果たした、ギャスパー・ノエ監督作『CLIMAX クライマックス』が11月1日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開となる。
そしてこの度、本作の公開を記念して、『LOVE【3D】』『エンター・ザ・ボイド』がヒューマントラストシネマ渋谷にて特別再上映されることが決定した。
『LOVE【3D】』(※3D上映)
日程:10月30日(水)
若い妻、そして幼い息子と暮らす青年マーフィーが、かつての恋人エレクトラの母からの電話をきっかけに、彼女との2年に渡る蜜月を振り返る物語。
出演:カール・グルスマン、アオミ・ムヨック
監督・脚本:ギャスパー・ノエ
2015年/135分/フランス・ベルギー
R-18+
『エンター・ザ・ボイド』
日程:10月31日(木)
夜の東京で違法に働く外国人兄妹の悲しい運命を、刺激的でエロチックに描く、ファンタジードラマ。
出演:ナサニエル・ブラウン
監督・脚本:ギャスパー・ノエ
2010年/143分/フランス
R-18+
料金:一律\1,000(3D眼鏡 別途¥100)
※株主券、招待券使用不可
※チケットは劇場窓口、オンライン共に上映2日前から販売開始
※時間:レイトショー(上映時間は直接劇場にお問合せ下さい。)
また、最新作『CLIMAX クライマックス』をいち早く鑑賞した、DJ・プロデューサーの石野卓球氏より絶賛コメントが到着した。
「恐怖のアシッドパニック!Giorgio Moroderの”Utopia”の使い方最高!」
――石野卓球(DJ・プロデューサー)
疑似トランス状態へといざなう、ギャスパー・ノエこだわりの音楽の使い方に期待が膨らむコメントとなっている。
鮮烈に、堕ちる
ストーリー
1996年のある夜、有名な振付家の呼びかけで選ばれた22人のダンサーたちが人里離れた建物に集まり、アメリカ公演のための最後のリハーサルをしている。彼らの集まる建物には電話がない。山奥のために携帯も通じない。そして、外では雪が降っている。公演前の最後の仕上げともいうべき激しいリハーサルを終え、打ち上げパーティを始めたダンサーたちは、爆音ミュージックに体を揺らしながら、大きなボールになみなみと注がれたサングリアを浴びるように飲んでいた。しかし、そのサングリアにはLSD(ドラッグ)が混入しており、ダンサーたちは、次第に我を忘れトランス状態へと堕ちていく。エクスタシーを感じる者、暴力的になる者、発狂する者・・・・一部の者にとっては楽園だがほとんどの者にとっては地獄の世界と化していくダンスフロア。一体誰が何の目的でサングリアにドラッグを入れたのか?そして、理性をなくした人間たちの狂った饗宴はどんな結末を迎えるのか・・・?
作品タイトル:『CLIMAX クライマックス』
出演:ソフィア・ブテラ、ロマン・ギレルミク、スエリア・ヤクーブ、キディ・スマイル
監督・脚本:ギャスパー・ノエ
2018/フランス、ベルギー/スコープサイズ/97分/カラー/フランス語・英語/DCP/5.1ch
日本語字幕:宮坂愛
原題:『CLIMAX』
R-18
配給:キノフィルムズ/木下グループ
公式サイト:climax-movie.jp
コピーライト:(C)2018 RECTANGLE PRODUCTIONS-WILD BUNCH-LES CINEMAS DE LA ZONE-ESKWAD-KNM-ARTE FRANCE CINEMA-ARTEMIS PRODUCTIONS
11月1日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか公開
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