『君の名前で僕を呼んで』サウンドトラック国内盤 3/21(水)発売!主題歌を務めたスフィアン・スティーヴンスのコメント到着

君の名前で僕を呼んで

第90回アカデミー賞で4部門(作品賞、主演男優賞、脚色賞、歌曲賞)にノミネート、脚色賞(ジェームズ・アイヴォリー)において見事受賞を果たした『君の名前で僕を呼んで』がいよいよ日本では4月27日(金)より公開となる。
80年代の北イタリアの避暑地を舞台に、17歳と24歳の青年の、初めての、そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描いた本作は、世界中から熱狂的な賛辞が贈られ、アカデミー賞歌曲賞にノミネートされたスフィアン・スティーヴンスの歌う主題歌「ミステリー・オブ・ラブ」をはじめ、イタリアの美しい情景と二人の瑞々しい恋を彩るサウンドトラックにも大きな注目が集まっている。このたび、坂本龍一、スフィアン・スティーヴンスらによる珠玉の名曲揃った待望の国内版サウンドトラックが3/21(水)に発売!スフィアン・スティーヴンスの本作に対する貴重な熱いコメントも到着した。

本作の主題歌を手掛け、本年度アカデミー賞歌曲賞にノミネート、授賞式では生パフォーマンスで大きな注目を集めたUSインディフォーク界の重鎮スフィアン・スティーヴンス。これまで『リトル・ミス・サンシャイン』などにも楽曲を提供してきたスフィアンですが、オリジナル楽曲を作成したのは今回が始めてとなる。

オリジナル楽曲の制作に至るまでの過程について、「そもそも僕は映画の中での曲の使い方があまり好きじゃないんだ。それに(監督の)ルカが最初に声かけてくれた時は、僕はツアー中で忙しかったんだ。でも一旦電話で話してからはとんとん拍子に事が進んだ。ツアーを終えて家に帰って脚本と原作本を読んだら、すぐに曲のアイディアが固まった。数日で書き上げたよ。すごく楽に出来た。」と語っている。

今回、スフィアン・スティーヴンスが映画のために書き下ろしたのは「ミステリー・オブ・ラブ」と「ヴィジョンズ・オブ・ギデオン」、それにルカから依頼された「フューティル・デヴァイセズ」のリミックス・ヴァージョン。

彼に楽曲制作依頼を出したルカ・グァダニーノ監督についても「彼は最初から彼と僕との間で、監督とソングライターとして、僕たちは理解し合ってシンクロしていると分かっていたんだ。初めてこの映画を見た時、始まる前に彼から『この映画は君の音楽へのオマージュだということを知っていて欲しい』と言われて、照れてしまった記憶がある。でも映画を見終わったときに、彼が言った意味を理解したんだ。(この映画は)僕へのオマージュとかそんなことではなく、確かな音楽的で審美的な世界へのオマージュなんだと。」と語っている。

彼ら2人の信頼関係は熱く、ルカ監督も「スフィアンの歌で映画にもう一つの声が加わったと思う。彼の曲はナレーションのない映画のナレーションなんだ」と絶賛。“映画をスフィアンの歌声で包みたかった”という、監督の思いが見事に実現した。

今回発売となるサウンドトラックには、坂本龍一による「M.A.Y. in the Backyard」と「発芽」(映画『戦場のメリークリスマス』より)といった名曲も収録され、また映画の舞台設定当時の雰囲気を出すために監督がセレクトしたサイケデリック・ファーズやジョルジオ・モロダー等時代を映した80sヒットが収録されている。
サイケデリック・ファーズの『ラブ・マイ・ウェイ』は本作に起用されたことで30年余り越しに全米チャートインするなどこのサウンドトラックの影響力は凄まじく、本国では大きな話題に。その他にもシーンで爽やかに紡がれていく時間の中で流れるバッハやラヴェル、サティ等クラシック名曲からもセレクトされ、ジャンルレスに楽しめるコンピレーション・アルバムとなっている。

目次

商品情報

『君の名前で僕を呼んで』オリジナル・サウンドトラック
2018年3月21日発売
CD:SICP5682 \2400+税

<収録曲>
1 ジョン・アダムズ:ハレルヤ・ジャンクション~第1楽章
2 坂本龍一:M.A.Y. in the Backyard
3 ロレダナ・ベルテ:ベニスの愛
4 バンドレロ:パリス・ラティーノ
5 フランク・グレイザー:官僚的なソナチネ(サティ)
6 アレッシオ・バックス:カンタータ第140番『目覚めよと呼ぶ声が聞こえ』より~第4曲(バッハ)
7 ジョルジオ・モロダー& ジョー・エスポジト:レディ・レディ・レディ
8 アンドレ・ラプランテ:海原の小舟 (ラヴェル:鏡より)
9  スフィアン・スティーヴンス:フューティル・デヴァイセズ(ダヴマン・リミックス)
10 坂本龍一:発芽
11 F.R.デイヴィッド:ワーズ
12 マルコ・アルマーニ:エ・ラ・ヴィータ
13 スフィアン・スティーヴンス:ミステリー・オブ・ラヴ
14 フランコ・バッティアート:レディオ・ヴァルサヴィア
15 サイケデリック・ファーズ:ラヴ・マイ・ウェイ
16 ヴァレリア・セルヴァンスキー, ロナルド・カヴァイエ:妖精の庭(ラヴェル:マ・メール・ロワより)
17 スフィアン・スティーヴンス:ヴィジョンズ・オブ・ギデオン

 

アネモ編集部よりお知らせ

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17歳と24歳青年の恋の痛みと喜びに、世界中が恋をした。

世界各地の映画賞を多数受賞、アカデミー賞4部門にノミネートされた本作。主演は、主演男優賞やブレイクスルー賞を軒並み受賞し、今や初主演にしてオスカー主演男優賞最年少も期待される新星ティモシー・シャラメ。共演は、長身の整った容姿も魅力的な『コードネーム U.N.C.L.E.』のアーミー・ハマー。

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刊行時から話題を集めた原作を脚色したのは、現在89歳の名匠ジェームズ・アイヴォリー。『眺めのいい部屋』や『モーリス』、『日の名残り』といった名作を生み出して来た名匠が、17歳と24歳の青年の初めての、そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描く。監督は『ミラノ、愛に生きる』のイタリア出身のルカ・グァダニーノ。主演、助演すべての俳優たちの見事なアンサンブルと、美しく深いシナリオを得て、いよいよその才能を花開かせた傑作だ。

 

ストーリー
1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に自転車で街を散策したり、泳いだり、午後を読書や音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオのオリヴァーへの気持ちは、やがて初めて知る恋へと変わっていく。

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賞レースを席巻中!現在、77部門受賞 217部門ノミネート!(3/14時点)

第90回アカデミー賞 脚色賞受賞(4部門ノミネート:作品賞、主演男優賞、脚色賞、歌曲賞)/ 第71回英国アカデミー賞 脚色賞受賞(5部門ノミネート:作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞、ライジングスター賞) / 第43回 ロサンゼルス映画批評家協会賞 主要3部門受賞(作品賞、監督賞、主演男優賞俳優賞) / 第75回 ゴールデングローブ賞 主要3部門ノミネート(作品賞(ドラマ部門)、主演男優賞、助演男優賞 /  第27回 ゴッサム・インディペンデント・フィルム・アワード 主要2部門受賞(作品賞、ブレイクスルー俳優賞) /  ナショナル・ボード・オブ・レビュー ブレイクスルー演技賞 (ティモシー・シャラメ)受賞、年間Top 10フィルム選出 /第83回ニューヨーク映画批評家協会賞 主演男優賞賞受賞 / 全米映画俳優組合賞 主演男優賞ノミネート /  第17回ニューヨーク・オンライン映画批評家協会賞 ブレイクスルー演技賞 (ティモシー・シャラメ)受賞、年間Top 10フィルム選出 / 第28回シカゴ映画批評家協会賞(主演男優賞受賞、有望俳優賞(ティモシー・シャラメ)受賞、脚色賞受賞 / 第22回サンディエゴ映画批評家協会賞 (ブレイクスルー・アーティスト賞(ティモシー・シャラメ)受賞、ボディ・オブ・ワーク賞(マイケル・スタールバーグ)受賞) /第33回インディペンデント・スピリット賞 合計6部門ノミネート(作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、撮影賞、編集賞) / 第23回 ブロードキャスト批評家協会賞 合計8部門ノミネート(作品賞、監督賞、主演男優賞、ダブル助演男優賞(アーミー・ハマー、マイケル・スタールバーグ)、脚色賞、撮影賞、主題歌賞 ) / 第39回ロンドン映画批評家協会賞 主演男優賞受賞(ティモシー・シャラメ)/ 全米脚本家組合賞 脚色賞受賞(ジェームズ・アイヴォリー)など

 

 

◆アカデミー賞 脚色賞 受賞:ジェームズ・アイヴォリー

1928年6月7日、アメリカ、バークレーに生まれ。現在89歳。
映画史に刻まれる伝説的な脚本家/監督。主な作品に、E.M.フォースター原作の『眺めのいい部屋』(1986)、『モーリス』(1987)、『ハワーズ・エンド』(1992)、カズオ・イシグロ原作の『日の名残り』(1993)といった傑作が特に知られる。3度の最優秀作品賞と最優秀監督賞を含む25のアカデミー賞ノミネートにも輝く。1995年には、長年にわたる映画界への功績が認められ、全米監督協会からD・W・グリフィス賞を贈られた。自らの監督作以外で脚本を手がけたのは本作が初めて。

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撮影 Sylvain Gaboury

作品タイトル:『君の名前で僕を呼んで』
出演:ティモシー・シャラメ(『インターステラー』、『Lady Bird(原題)』)、アーミー・ハマー(『コードネーム U.N.C.L.E.』)、マイケル・スタールバーグ、アミラ・カサールほか
監督:ルカ・グァダニーノ(『ミラノ、愛に生きる』、『胸騒ぎのシチリア』)
脚色:ジェームズ・アイヴォリー(『眺めのいい部屋』『モーリス』『ハワーズ・エンド』『日の名残り』)
原作:アンドレ・アシマン 「Call Me By Your Name」
2017年/イタリア、フランス、ブラジル、アメリカ/カラー/ビスタ/5.1ch/132分/PG12
原題:Call Me By Your Name
提供:カルチュア・パブリッシャーズ/ファントム・フィルム
配給:ファントム・フィルム

公式サイト:cmbyn-movie.jp
コピーライト:(c)Frenesy, La Cinefacture

4/27(金)、TOHOシネマズ シャンテ 他 全国ロードショー

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