第90回アカデミー賞で4部門(作品賞、主演男優賞、脚色賞、歌曲賞)にノミネート、見事脚色賞(ジェームズ・アイヴォリー)を授賞した『君の名前で僕を呼んで』。
本作は、80年代の北イタリアの避暑地を舞台に、17歳と24歳の青年の、初めての、そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描き、「★★★★★(最高点)胸が張り裂ける感動!」-タイムアウト紙/「息をのむほどの美を兼ね備えた傑作」-オブザーバー紙/「魅了され、恍惚となるほどに美しい映画」-ワシントンポスト紙/「今年最も魅惑的な映画」-アトランティック紙/「“傑作”という名前でこの映画を呼ぼう」-ニューヨークポスト紙 などの各誌レビューにあるように、世界中から熱狂的な賛辞が贈られ、男女を問わず、世代を問わず、世界中の映画ファンの注目を集める話題作。いよいよ日本では4月27日(金)より公開となる。
キャストには入野自由さん、津田健次郎さんが決定!!
丁寧に、繊細に、役に息を吹き込んだ2人の化学反応は必聴
アカデミー賞でも大きな話題となり、さらに本作に期待するファン層が拡大。日本語吹き替え版の上映を要望する声が高まったことを受け、当初予定になかった吹き替え版上映が決定した。
※本作で数々の主演男優賞にノミネートされ、ハリウッドで今最も注目を集めるティモシー・シャラメと、すでに高い人気を誇り演技力も定評あるアーミー・ハマーの吹き替えということで、キャスティングはファンならずとも気になるところだが、最高の組み合わせが実現した。
ティモシー・シャラメ演じる主人公・エリオを演じるのは、話題沸騰の人気アニメ「おそ松さん」や映画『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などで
活躍し、現在公開中の『さよならの朝に約束の花をかざろう』のキャストも担当している入野自由さん。入野さんは、17歳のエリオを瑞々しく演じながら、繊細な心の揺れや痛みを切なく見事に演じており、その姿はまさに“はまり役”。アーミー・ハマー演じる24歳の大学院生オリヴァー役には、『スター・ウォーズ』シリーズのカイロ・レンをはじめ、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』『ブラックパンサー』など続々と人気作品の声優を務めている津田健次郎さん。本作では、現実と向き合いながらも、それでも無垢なものに惹かれ心が揺れ動くオリヴァーを演じ、エリオとの微妙な距離感を見事に表現している。すでに収録は終了したが、ベテランスタッフも思わず鳥肌がたつほどのクオリティ。
入野さん、津田さんが丁寧に繊細に息を吹き込んだ本作。2人の間で起こる見事な化学反応に期待が高まる。是非、劇場で字幕版だけでなく、日本語吹き替え版もお楽しみ頂きたい。
(※上映は一部劇場のみ。上映劇場に関しては、後日公式HPにて発表)
◆入野自由さん コメント エリオ役(ティモシー・シャラメ)
オファーを受けたときはまだ台本を読んでいなかったのですが、トレーラーを見た時点で、グッと引き込まれるような世界観だったので、迷わずお引き受けしました。収録の時は、「一度ミスをしたら終わる」くらいの緊張感をもっていました。集中を切らすことなく、津田さんと一緒に空気を作っているというこのアフレコの現場は、貴重で不思議でなかなか経験することのできない空間でした。余白がものすごくたくさんある作品なので、そこを是非楽しんでいただきたいと思います。
◆津田健次郎さん コメント オリヴァー役(アーミー・ハマー)
いざ台本をいただいて、映像をみせていただいて、空気感がすごくしっかり作られているので、「すごいな」と思いました。とにかく自由くんと二人で、丁寧にできたらと思い挑みました。細かいディテールを積み重ねて空気を作っていくというのが好きなので、自由くんの出してくれるものだとか僕の出すものだとか、そういうものが細かく溢れていくといいなと思いました。 タイトルにもなっているセリフを僕が言うのですが、これは色々な解釈ができる言葉で、自分を相手に投影したり、相手と自分を同化させたり、このセリフを聞いた皆さんが、「どういうことなんだろう!?」と感じてくれるのではないかと思います。 是非観に来てください。
17歳と24歳青年の恋の痛みと喜びに、世界中が恋をした。
世界各地の映画賞を多数受賞、アカデミー賞4部門にノミネートされた本作。主演は、主演男優賞やブレイクスルー賞を軒並み受賞し、今や初主演にしてオスカー主演男優賞最年少も期待される新星ティモシー・シャラメ。共演は、長身の整った容姿も魅力的な『コードネーム U.N.C.L.E.』のアーミー・ハマー。
刊行時から話題を集めた原作を脚色したのは、現在89歳の名匠ジェームズ・アイヴォリー。『眺めのいい部屋』や『モーリス』、『日の名残り』といった名作を生み出して来た名匠が、17歳と24歳の青年の初めての、そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描く。監督は『ミラノ、愛に生きる』のイタリア出身のルカ・グァダニーノ。主演、助演すべての俳優たちの見事なアンサンブルと、美しく深いシナリオを得て、いよいよその才能を花開かせた傑作だ。
ストーリー
1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に自転車で街を散策したり、泳いだり、午後を読書や音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオのオリヴァーへの気持ちは、やがて初めて知る恋へと変わっていく。
作品タイトル:『君の名前で僕を呼んで』
出演:ティモシー・シャラメ(『インターステラー』、『レディ・バード』)、アーミー・ハマー(『コードネーム U.N.C.L.E.』)、マイケル・スタールバーグ、アミラ・カサールほか
監督:ルカ・グァダニーノ(『ミラノ、愛に生きる』、『胸騒ぎのシチリア』)
脚色:ジェームズ・アイヴォリー(『眺めのいい部屋』『モーリス』『ハワーズ・エンド』『日の名残り』)
原作:『君の名前で僕を呼んで』(アンドレ・アシマン/オークラ出版)
2017年/イタリア、フランス、ブラジル、アメリカ/カラー/ビスタ/5.1ch/132分/PG12
提供:カルチュア・パブリッシャーズ/ファントム・フィルム
原題:Call Me By Your Name
配給:ファントム・フィルム
公式サイト:cmbyn-movie.jp
コピーライト:(c)Frenesy, La Cinefacture
4/27(金)、TOHOシネマズ シャンテ 他 全国ロードショー