第90回アカデミー賞で4部門(作品賞、主演男優賞、脚色賞、歌曲賞)にノミネート、見事脚色賞(ジェームズ・アイヴォリー)を授賞した『君の名前で僕を呼んで』。ゴールデン・グローブ賞主要3部門ノミネートを含む92部門の授賞&308部門ノミネート、「映画レビューサイトのロッテントマトによる2017年度ベスト・レビュー映画NO.1輝かしい実績を持つ本作は、80年代の北イタリアの避暑地を舞台に、17歳と24歳の青年の、初めての、そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描く。
「★★★★★(最高点)胸が張り裂ける感動!」-タイムアウト紙/「息をのむほどの美を兼ね備えた傑作」-オブザーバー紙/「魅了され、恍惚となるほどに美しい映画」-ワシントンポスト紙/「今年最も魅惑的な映画」-アトランティック紙/「“傑作”という名前でこの映画を呼ぼう」-ニューヨークポスト紙 などの各誌レビューにあるように、世界中から熱狂的な賛辞が贈られ、男女を問わず、世代を問わず、世界中の映画ファンの注目を集める話題作。いよいよ日本では4月27日(金)より公開となる。この度、作中からアーミー・ハマー演じるオリヴァーがイギリスのニュー・ウェイヴ・バンドサイケデリック・ファーズの「ラヴ・マイ・ウェイ」の音楽にのせて不器用に踊るダンスシーンの映像が解禁された。
主演のティモシー・シャラメが「一番好きなシーン!」と語る本シーンは実はアーミー本人にとってはなかなか苦労したシーンのようで「撮影中は、音楽がかかっていない状態だったから(注釈:後から編集で加えた)、リズムをとりながら一晩中踊るのは大変だったよ。だから、あのシーンはあまり好きではないんだ・・・」と苦笑しながら語っている。海外のファンからたちも「動きがユニーク過ぎ!」「なんだか不思議に可愛い!」「なぜかハマる!」と密かな人気を誇る名場面だ。
映像は夜のパーティーシーン。ダンスフロアで、踊りまくる若い男女。その中でひときわ背の高いオリヴァーが楽しそうに踊っていると、そこへエリオが現れて・・・2人の個性の異なるダンスに注目して頂きたい。
この曲はグァダニーノ監督がエリオと同じ年頃の時に好きだった想い出の曲とのことで、「自分の青春時代にオマージュを捧げたかった」という理由で選んだ曲。美しい金髪、身長196cmのスタイルとその美貌はまるで「彫刻像」とも言われ、祖父が石油王という生粋の御曹司、美しい奥様を愛する2児のパパという完璧なアーミーが魅せる、微妙にカクカクした不器用なダンス、けれど楽しそうな映像は見る者の心を鷲掴みすること間違いなしだ。
ストーリー
1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に自転車で街を散策したり、泳いだり、午後を読書や音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオのオリヴァーへの気持ちは、やがて初めて知る恋へと変わっていく。
作品タイトル:『君の名前で僕を呼んで』
出演:ティモシー・シャラメ(『インターステラー』、『レディ・バード』)、アーミー・ハマー(『コードネーム U.N.C.L.E.』)、マイケル・スタールバーグ、アミラ・カサールほか
監督:ルカ・グァダニーノ(『ミラノ、愛に生きる』、『胸騒ぎのシチリア』)
脚色:ジェームズ・アイヴォリー(『眺めのいい部屋』『モーリス』『ハワーズ・エンド』『日の名残り』)
原作:『君の名前で僕を呼んで』(アンドレ・アシマン/オークラ出版)
2017年/イタリア、フランス、ブラジル、アメリカ/カラー/ビスタ/5.1ch/132分/PG12
提供:カルチュア・パブリッシャーズ/ファントム・フィルム
原題:Call Me By Your Name
配給:ファントム・フィルム
公式サイト:cmbyn-movie.jp
コピーライト:(c)Frenesy, La Cinefacture
4/27(金)、TOHOシネマズ シャンテ 他 全国ロードショー