この夏、クセ者揃いの警察官が登場する映画が続々公開される。ハリウッドからは正義感あふれる新米女性警官に未解決事件を追い続ける元刑事、アジアからは失恋から立ち直れないイケメン刑事にコンプライアンス無視上等の破天荒刑事と、置かれた立場は千差万別、あなたはどの警官が今の気分？本ページでは、7月～8月にかけて公開されるクセ強・個性派揃いの警察映画4作をピックアップしてご紹介する。
エントリーNo.1
『炎のデス・ポリス』（7月15日公開）
～狙ったら逃さない射撃の名手！新米・女性警官～
広大な砂漠地帯に佇む小さな警察署に何の因果か冷酷非情な殺し屋（ジェラルド・バトラー）、手練れの詐欺師（フランク・グリロ）、サイコパスの殺人鬼（トビー・ハス）のゲス野郎3人が集結し、壮絶な銃撃戦が勃発。このゲス野郎たちをまとめて倒そうと、正義感の強い新米女性警官ヴァレリー（アレクシス・ラウダー）が孤軍奮闘、 気付けばこの世のモラルも法律も一切通用しない四つどもえのサバイバル・バトルが始まってしまう。ハリウッドの新鋭アレクシス・ラウダーが正義感あふれる新米女性警官を演じ、キレッキレなアクションを披露。
エントリーNo.2
『L.A.コールドケース』（8月5日公開）
～18年、実直にひとつの事件に向き合い続ける警官～
90年代に勃発した“HIPHOP東西抗争”の人気ラッパー“2パック”が所属する「デス・ロウ・レコード」と、東海岸で台頭してきたラッパー“ノトーリアス・B.I.G.”が所属する「バッド・ボーイ・レコード」の諍いは、人気絶頂のラッパー二人が射殺されるという最悪の結末で終息を迎えた。しかし、事件の全貌は依然として謎に満ちていた。ロサンゼルス市警の元刑事ラッセル・プール（ジョニー・デップ）は、その未解決事件の真相を一人で追い続けていたが、記者のジャック（フォレスト・ウィテカー）と出会い、一緒に究明することになる。ジョニー・デップが実在する元刑事を好演。
エントリーNo.3
『恋する惑星 4Kレストア版』（8月19日公開）
～失恋の傷がなかなか癒えない鈍感な警官～
失恋した刑事223号（金城武）は元恋人を忘れるためにその夜出会った女性に恋をしようと決め、偶然入ったバーで金髪の女性と出会う。一方、ハンバーガーショップの店員フェイ（フェイ・ウォン）は、店の常連の警官663号（トニー・レオン）宛の手紙を店主から託される。その手紙には、663号の部屋の鍵が同封されており、663号に恋心を抱いているフェイはその鍵で部屋に忍び込むが…。香港の無法地帯・九龍の雑居ビル「重慶大厦」と飲食店「ミッドナイト・エキスプレス」を舞台に平行線をたどる二組の関係を描いた、香港映画史に燦然と輝くウォン・カーウァイ監督の伝説的群像ラブストーリー。
エントリーNo.4
『異動辞令は音楽隊！』（8月26日公開）
～コンプライアンス無視上等!警察音楽隊に異動させられた鬼警官～
捜査一課のベテラン・成瀬司（阿部寛）は部下に厳しく、犯人逮捕のためなら手段を問わない鬼刑事。アポ電強盗事件を捜査する中、令状も取らずコンプライアンスを無視した行動をとった結果、突然上司から異動を命ぜられてしまう。刑事部内での異動だろうと高をくくっていたが、異動先はまさかの“警察音楽隊”だった…。『ミッドナイトスワン』の内田英治監督が警察音楽隊のフラッシュモブ演奏に着想を得て制作されたオリジナル脚本。阿部寛が警察音楽隊で奮闘する警官を好演。