ケヴィン・クライン主演『シラノ・ド・ベルジュラック』ブロードウェイが沸いた“奇跡の舞台”が遂にスクリーンで開幕!

日本映画史上初シリーズ「松竹ブロードウェイシネマ」第四弾、『シラノ・ド・ベルジュラック』が、2020年3月13日(金)より東劇(東京)他全国順次公開されることが決定した。
画像クレジット:(C)Carol Rosegg

ブロードウェイ再演版『シラノ・ド・ベルジュラック』は、エドモン・ロスタンによる戯曲であり、2007年にリチャード・ロジャース劇場で上演され、プレビュー公演は10月12日から始まり、オープニングは11月1日で翌年1月6日に幕を閉じた。

本作は、「リチャード・ロジャース劇場」で上演された『シラノ・ド・ベルジュラック』を特別に撮影し、今回の「松竹ブロードウェイシネマ」シリーズ第四弾として公開する運びとなった作品だ。

演出を務めたのは、トニー賞作品『NINE』、『屋根の上のヴァイオリン弾き』等でも有名な奇才デヴィッド・ルヴォー。1897年のエドモン・ロスタン戯曲を、アントニー・バージェス(『時計じかけのオレンジ』他)が脚色・脚本翻訳した。

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主人公シラノ・ド・ベルジュラックをケヴィン・クラインが演じ、相手役ロクサーヌにジェニファー・ガーナーが、シラノに助けられる若者クリスチャンをダニエル・サンジャタ(『プラダを着た悪魔』他)が演じている。ファンの間でも伝説中の伝説となった演目とされている。

『シラノ・ド・ベルジュラック』は17世紀、フランスに実在した剣豪作家、シラノ・ド・ベルジュラックを主人公にしている。1897年に書かれ、この年にフランスで初演された。
それ以降、今日に至るまで、フランスばかりでなく、世界各国で、繰り返し上演されており、ストレイトプレイの他にミュージカル化、映像化などもされている。近年の日本でも2018年に、吉田鋼太郎さん、黒木瞳さんで上演が行われた。

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17世紀中頃のフランス・パリを舞台に、剣豪作家シラノの生死を賭けたロマンチックかつ悲恋物語が描かれる『シラノ・ド・ベルジュラック』。
豪快なセリフ回しや“100人斬り”と言われるシーンでの見事な殺陣、演劇史に残ると言われるシラノがクリスチャンに成り代わってロクサーヌへの愛を語りあげるバルコニーシーンなど必見。
ケヴィン・クライン、ジェニファー・ガーナー、演出デヴィッド・ルヴォー3人の計り知れないパワーが融合された舞台を余すことなくスクリーンでご堪能いただける作品だ。

熱中すべきは恋する自分の思いではなく、恋する相手の気持ちなのであるー。
巧みな言葉で最愛の人に尽くすシラノへ、賛美の言葉を送らずにはいられないはずだ。
本作品で是非、シラノと共に約2時間の「ラヴ・レター」に酔いしれていただきたい。

(C)Carol Rosegg

ストーリー
フランス軍隊に所属し、繊細な詩を綴り、人生観・世界観を多いに語り、剣術の達人であるシラノは、気が強く美しいロクサーヌに恋心を抱いている。しかし、自分の見た目に自信が持てず告白する事が出来ない。その時、ロクサーヌが友人のクリスチャンを慕っている事を知り、美青年ではあるが勘がにぶいクリスチャンの代行で、ロクサーヌへラヴ・レターを書き続ける。そして、とうとう本当の事がロクサーヌへ伝わってしまう・・・

(C)Carol Rosegg

作品タイトル:『シラノ・ド・ベルジュラック』
出演:ケヴィン・クライン、ジェニファー・ガーナ―、ダニエル・サンジャタ 他
演出:デヴィッド・ルヴォー
原作:エドモン・ロスタン
翻訳・脚色:アントニー・バージェス
米国/2007/ビスタサイズ/141分/5.1ch 日本語字幕スーパー版
配給:松竹

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2020年3月13日(金)より東劇(東京)他全国順次公開

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