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『騙し絵の牙』本編シーンや楽曲提供した4人組バンド・LITEのレコーディング収録風景を収めた特別映像解禁!

騙し絵の牙
LITE

ミステリー小説「罪の声」の著者・塩田武士が、俳優・大泉洋を主人公にあてがきし、2018年本屋大賞にランクインしたベストセラー小説を実写化した映画『騙し絵の牙』が2021年3月26日(金)全国公開となる。監督は『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』の吉田大八

主人公の雑誌編集⻑・速⽔役は、本作の主人公としてあてがきされた⼤泉洋。そして、⼤泉とは映画初共演で、吉⽥組には『桐島、部活やめるってよ』以来となる松岡茉優のほか、佐藤浩市宮沢氷⿂池⽥エライザ中村倫也佐野史郎⽊村佳乃和⽥聰宏坪倉由幸斎藤⼯塚本晋也リリー・フランキー⼩林聡美國村隼など豪華俳優陣が集結。それぞれがクセモノ揃いのキャラクターを演じ、崖っぷち出版社を舞台に繰り広げられる、仁義なき騙し合いバトルが誕⽣した。

そんな本作の「ここぞ!」というシーンの数々で流れるのが、4人組インストロックバンド・LITEのサウンドだ。2003年に結成されると、独⾃のプログレッシブで鋭⾓的なリフやリズムからなる、エモーショナルでスリリングな楽曲が話題となり、アメリカのインディレーベル”Topshelf Records”と契約。アメリカやヨーロッパ 、アジアなどでもツアーを成功させるなど、国内外で注⽬を集めている彼らにとって、映画への楽曲提供は本作が初となる。

そして今回解禁されたのは、本編シーンやレコーディング収録⾵景を収めたLITE×『騙し絵の⽛』特別映像騙し騙されるキャラクターの⾯々がリズムに同調して次々登場。中でも注⽬は、⾼野(松岡茉優)のシーンが多⽤されていること。倉庫から原稿らしきものを⾒つけると、床⼀⾯に広げ集中して作業する⾼野。LITEの演奏シーンのインサートがあけると、アスファルトに倒れている⾼野の側に投げ出されている雑誌…。⾼野がなぜ倒れているのかは、ぜひ劇場で見届けたい。映像の最後には、レコーディング収録現場にも⽴ち合った吉⽥⼤⼋監督の姿も。

今回、LITEが起⽤されたきっかけは吉⽥監督のこだわりによるもの。脚本を書いている段階からLITEを聴いていた吉⽥監督だったが、曲調的に「ドラムやギター、ベースもエッジが強いので、芝居に馴染ませやすい劇伴ではない。僕にとってもチャレンジでした」と語るほど当初は迷いもあったという。しかし完成した本編は「⽇本映画では珍しいくらい⾳楽が鳴っているのに、セリフもしっかり聴こえている」とその仕上がりに満⾜しているという。

なお、LITEから到着したコメントは以下の通り。

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LITE コメント

実はLITEの約20年の活動の中で映画の劇伴を担当するのは初めてのことでした。「本当にLITE の⾳楽が映画に合うのだろうか」という疑念を抱きながら最初に⾒た試写で、⾳楽が無くても成⽴している映画そのもののクオリティに圧倒され更に不安が募ったことを覚えています(笑)。しかし監督とのやり取りの中で0コンマまでこだわる⾳に対する並々ならぬ熱意と理解、この映画の⾳楽はLITEでなくてはダメなんだという思いが伝わってきて、その熱に侵された僕たちは創作に没頭していきました。僕たちの⾳楽が徐々に映画に溶け込んでいく過程は興奮そのものでした。結果として「マスロックと映画」という、過去全世界を探しても類を⾒ない唯⼀無⼆の映画⾳楽に仕上がりました。監督と僕たちの「世の中に無い新しいものを作る」という思いが映画を通して⽿からでも伝わったら、それほど嬉しいことはありません。

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