『ダンサー そして私たちは踊った』予告編&ティザービジュアル解禁!―アカデミー賞(R)国際長編映画賞スウェーデン代表

ダンサー そして私たちは踊った第92回アカデミー賞(R)国際長編映画賞部門スウェーデン代表に選出された『ダンサー そして私たちは踊った』(配給:ファインフィルムズ)がシネマート新宿・シネマート心斎橋の劇場発信型映画祭「のむコレ3」にて上映される。あわせて本作の予告編、ティザービジュアルが解禁となった。

シネマート新宿・シネマート心斎橋の劇場発信型映画祭「のむコレ」といえば昨年大ヒットした『ゴッズ・オウン・カントリー』が記憶に新しいが、同作の監督フランシス・リーが本作『ダンサー そして私たちは踊った』について、「私たちを途方もなくエモーショナルな旅に連れ出す作品」と激賞するなど、作品としての完成度はお墨付き。今年の粒ぞろいのLGBT作品ラインナップの中でも【必見】の新作だ。

2019年カンヌ国際映画祭のプレミア上映を皮切りに、世界各国で高い評価を獲得。監督は、スウェーデンの新鋭かつジョージアにルーツを持つレヴァン・アキン。舞台であるジョージアでは11月8日から3日間のプレミア上映の5,000枚のチケットが13分で完売。しかし国内最大の教徒数を持つとされるジョージア正教会は、同性同士の恋愛を描いた本作に対して「ジョージアとキリスト教の価値を貶める」と上映中止を求める声明を発表し、右翼部隊が上映に抗議し映画館に突入しようとするなど、空前の騒動となった。アキン監督は本作を「ジョージアへのラブレターだ」と語っている。

ダンサー そして私たちは踊った

主人公・メラブを演じるのはコンテンポラリーダンサーとしてジョージアで活躍するレヴァン・ゲルバヒアニ。Instagramで監督にスカウトされ、本作がスクリーンデビューとなる。野心と情熱を迸らせたダンスシーンと、現実にもがきながらも根底にある純真さ、あどけなさを見せる演技が高く評価され、スクリーンデビュー作、21歳にしてオデッサ国際映画祭やサラエボ国際映画祭で主演男優賞を獲得するなど大きな喝采を浴びている。

この度に解禁となった予告編では、彗星の如く舞踊団に現れたイラクリ(ヴァチ・ヴァリシュヴィリ)によってもたらされた、主人公メラブ(レヴァン・ゲルバヒアニ)のダンサーとしての葛藤や野心が映し出される。やがて2人だけの練習が契機となり、2人の関係性や、メラブ自身の変化がスピード感を持って映し出されていく。「ジョージアン・ダンスに弱さはいらない」というセリフが表す通り、揺れなどなく、ひたすら力強くあることが望まれる舞踊団の男性団員。突如訪れた同性への<恋>によって、大きな変化を余儀なくされたメラブが人生をかけて踊ったダンスは、これまでに誰も見たことのないものだった―。

あわせてティザービジュアルも解禁。ヴィヴィッドなオレンジをバックに、ジョージアの民族衣装をまとい、思い切り体を反らせたジャンプを決める主人公のメラブ。解放感と躍動感が溢れるビジュアルに、作品への期待が高まる。また、シネマート新宿・シネマート心斎橋ではティザーチラシの設置も開始される。

ダンサー そして私たちは踊った

ダンサー そして私たちは踊った

全てを狂わせた恋だけが、彼を変えていく

ストーリー
ジョージアの国立舞踊団で、幼少期からダンスパートナーのマリとトレーニングを積んできたメラブ。日中のハードな練習の後はレストランでのアルバイトで家計を一手に引き受け、気持ちの休まる暇もない。そんなある日、カリスマ的な魅力のあるイラクリが入団し、同時にメイン団の欠員補充のためのオーディションの開催が知らされる。イラクリの持つダンスの才能に驚き芽生えたライバル心が、オーディションに向けての2人だけの特訓を経て、憧れと抗えない欲望へと変化していく…。

作品タイトル:『ダンサー そして私たちは踊った』
出演:レヴァン・ゲルバヒアニ、バチ・ヴァリシュヴィリ、アナ・ジャヴァヒシュヴィリ監督:レヴァン・アキン
2019/スウェーデン、ジョージア、フランス/カラー/ジョージア語/113分
原題:And Then We Danced
映倫:PG12
後援:スウェーデン大使館、ジョージア大使館、在日フランス大使館、アンスティチュフランセ日本
配給:ファインフィルムズ

公式サイト:www.finefilms.co.jp/dance
コピーライト:(C) French Quarter Film / Takes Film / Ama Productions / RMV Film / Inland Film 2019 all rights reserved.

のむコレ3にて上映
12/11(水)シネマート新宿、2020年1/5(日)シネマート心斎

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