映画『恋人はアンバー』(11月3日(木・祝)全国公開)より、2本の特別映像と新たな場面写真が解禁された。
本作は、差別や偏見に悩む高校生を、ユーモアを交えつつチャーミングに描いた青春映画。舞台は1995年、同性愛が違法でなくなってから2年後のアイルランド。同性愛者への差別や偏見が根強く残る田舎町で、自身がゲイであることを受け入れられない高校生・エディと、レズビアンであることを隠しているクラスメイトのアンバー。家族や同級生にセクシュアリティを悟られないように平穏に卒業を迎えるため、2人は“ニセモノの恋人”を演じることになり…。
今回解禁された特別映像は、「海外評編」と「設定編」の2本。「海外評編」の冒頭では、「Rotten Tomatoes 94% fresh」をはじめ、本作が獲得した各国の映画祭をキャッチーに紹介。そして、「他人なんて関係ない。アンタの人生よ」という本作のテーマにもつながるセリフをアンバーが言い放つ。“期間限定の恋人”から始まり、お互いがかけがえのない存在へと変化していったふたりは、どのような未来を選ぶのか。
そして、本作の舞台・アイルランドは今でも国民のほとんどがカトリック教徒だ。そのため、結婚、離婚、妊娠、中絶に対する考え方はかなり保守的。1993年まで同性愛は「犯罪」だった。また、1995年まで離婚が禁止されていた。本作が描くのは、まさにその1995年。「設定編」では、その衝撃の事実が冒頭で謳われる。周囲の目を気にして、「このまま恋人のフリを続けたい」と願うエディと、それに対し「イヤだ」とありのままの自分で生きたいと願うアンバー。こちらも、ふたりがどのような決断をするのか、期待が膨らむ仕上がりとなっている。
あわせて解禁された場面写真には、圧倒的なドラァグクイーンに魅せられるエディ、運命の女性・サラと出会うアンバーなど、ふたりの未来に大きな影響を与えた都会・ダブリンの夜を切り取った場面や、本作のキュートで可愛らしい雰囲気が捉えられている。
特別映像
■ 海外評編
■ 設定編
ストーリー
1995年、同性愛が違法でなくなってから2年後のアイルランド。同性愛者への差別や偏見が根強く残る田舎町で、自身がゲイであることを受け入れられない高校生・エディと、レズビアンであることを隠しているクラスメイトのアンバー。家族や同級生にセクシュアリティを悟られないように平穏に卒業を迎えるため、2人は“ニセモノの恋人”を演じることに!性格も趣味も全く違う2人だったが、ぶつかり合いながらも、悩みや夢、秘密を打ち明けるうちに、唯一ありのままの自分で胸の内を語れる、かけがえのない存在になっていく。しかし、一緒に訪れた都会・ダブリンで、運命的な出会いによって新たな世界に触れた2人は、“理想的”だったこの関係にも終わりが近づいていることに気づいてしまい…。
作品タイトル:『恋人はアンバー』
出演:フィン・オシェイ、ローラ・ペティクルー、シャロン・ホーガン、バリー・ワード、シモーヌ・カービー
監督・脚本:デイヴィッド・フレイン
挿入歌:PULP「Mile End」、Brenda Lee「You Can Depend on Me」、U2「All I Want Is You」、GIRLPOOL「Cut Your Bangs」ほか
原題:Dating Amber
2020年/アイルランド/92分/ビスタ/5.1ch
後援:アイルランド大使館
提供:Watcha Japan
配給:アスミック・エース
公式サイト:Dating-amber.asmik-ace.co.jp
公式Twitter:@dating_amber_jp
コピーライト:(C)Atomic 80 Productions Limited/ Wrong Men North 2020, All rights reserved.
11月3日(木・祝) TOHOシネマズ シャンテほか全国公開!
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