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『恋人はアンバー』主演フィン・オシェイ&ローラ・ペティクルーの特別インタビュー映像解禁! ―絶賛上映中

恋人はアンバー

映画『恋人はアンバー』(公開中)より、主演エディ役のフィン・オシェイと、アンバー役のローラ・ペティクルーのインタビュー映像が解禁された。

小気味よい演技で強い印象を残した、エディ役のフィン・オシェイ。2009年にオスカーにノミネートされた短編『New Boy』(07)で初めてスクリーンに登場して以来、着実に実力を伸ばし、Netflixで配信された『ぼくたちのチーム』(16)でネッド役を演じたことでも知られる。2021年には、第71回ベルリン国際映画祭シューティングスター賞にも選出。キーラ・ナイトレイ、アレキサンダー・スカルスガルドと共演した『モーガン夫人の秘密』(19・未)や、ルッソ兄弟監督の『チェリー』(21・未)に出演し、トム・ホランド、ジャック・レイナーらと共演するなど、ますます知名度を上げている。

恋人はアンバー

また、アンバーのポジティブなキャラクターを活き活きと演じたローラ・ペティクルー。王立ウェールズ音楽演劇大学を卒業後、ITVの「Next of Kin」(18)でテレビドラマ出演デビューを果たし、BBCの「Come Home」(18)ではクリストファー・エクルストンやポーラ・マルコムソンと共に主役陣のひとりを演じた。近年では、オーエン・マッケン監督の『Here Are the Young Men』(20)に出演し、アニャ・テイラー=ジョイ、フィン・コール、ディーン=チャールズ・チャップマンらと共演している。

恋人はアンバー

今回解禁されたインタビュー映像では、本作の舞台の2年前となる1993年まで、アイルランドで同性愛は違法だったという衝撃の事実のほか、親友の絆を紡いでいく役を演じた2人が6か月の撮影期間を親密に過ごし、プライベートでも親友になったという仲の良さが十分に伝わってくる。

目次

インタビュー内容

フィン・オシェイ(以下、フィン)
エディはさまざまな不安を抱えていて、自分のセクシュアリティや両親の不仲に悩んでいる。
彼はうまく男らしいフリをし、周りの男友達に一生懸命溶け込もうとしている。
軍隊に行き、父親の足跡を追っているんだ。
でもアンバーとの出会いによって、自分の能力やなりたい人物像に気づく。

ローラ・ペティクルー(以下、ローラ)
アンバーは個性的な性格の持ち主で、そしてエディよりも、自分のことを分かっている。
それを隠すことが苦手で、学校生活が難しいと感じている。
私たちも若い時そうだったように、家を出たら人生が始まると彼女は考えている。
その場所から離れた瞬間に、本当の自分になれると。
彼女はエディとすばらしい友情を築き、お互いの良いところを引き出していく。
うまくいかなそうだけど、うまくいく友情というのは誰にもあると思う。
最後に、彼らは自分たちの最大の秘密を守るため、お互いを頼ることになる。

フィン
そうだね。

ローラ
彼らにとって、それはものすごく大きな秘密なの。
バレたら、世界の終わりという感じ。
また忘れがちなのは、『恋人はアンバー』の舞台は1995年で、その2年前までアイルランドで同性愛は違法だったこと。
舞台背景として離婚に関する国民投票も描かれている。
当時、アイルランドは社会的にも政治的にもまったく違う場所だった。

フィン
アンバーがいなければ、エディは映画の終盤でゴールにたどり着く人物にはなれなかっただろう。
彼は自分であることが何よりも難しいと感じている。
自分を受け入れることが彼にはいちばん難しいんだ。

恋人はアンバー

差別や偏見に悩む高校生を、ユーモアを交えて描いたさわやかな青春映画の傑作『恋人はアンバー』は絶賛上映中。

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