2009年山形ドキュメンタリー映画祭にて絶賛された、フランス人監督が描く、太宰治の文章に影響を受けた人々のドキュメンタリー『太宰』が、2018年7月28日(土)よりココロヲ・動かす・映画館〇(通常:吉祥寺ココマルシアター)ほか全国公開することが決定した。
本作は、小説家・太宰治の文学に魅せられ、彼の文章に呼応するように生きる日本人たちのつぶやきを、フランス人の監督が静かに、そして愛情に満ち溢れた目線で描き出したドキュメンタリー。
―“生きていること、
それはやりきれない息も絶え絶えの大事業”
パトリス・シェロー、レオン・カラックス、ラウール・ルイスらの作品で助監督を務め、ドキュメンタリー作品の脚本家・監督をしているジル・シオネと、フランス文化省の後援を受け、『Sillence』(2004)『I Didn‘t Want It』(2002)など、多くの映画祭や展覧会で上映された実績を持つマリー=フランシーヌ・ル・ジャリュがコンビを組んで作り上げた本作。
2人の監督が津軽や東京など太宰のゆかりの地を回り、地域の人々の協力を得て完成させ、2009年の山形ドキュメンタリー映画祭で日本上映し高い評価をうけた。その後、10年の歳月を経て待望の日本公開となった。
作品タイトル:『太宰』
監督・ジル・シオネ、マリー=フランシーヌ・ル・ジュリュ
撮影:加藤孝信、山崎裕
編集:マリー=フランシーヌ・ル・ジュリュ、ジル・シオネ、ローラ・トゥルパン録音:鈴木昭彦、エマニュエル・アングラン
制作:ピエール・ラリー、エレーネ・ベルナルダン、ジル・シオネ、マリー=フランシーヌ・ル・ジュリュ
2009年/フランス/110分/カラー、モノクロ/日本語
原題:The Whisperd Life
配給:ココロヲ・動かす・映画社○
公式サイト:https://www.cocomaru.net/dazai
公式Twitter:@zygivwUHvJxiHVa
コピーライト:(C)The IdeaFirst Company Octobertrain Film
2018年7月28日(土)より吉祥寺ココマルシアター ほか全国公開