吉本ばななが愛した物語を日韓共同製作。映画『デッドエンドの思い出』は2月16日(土)より公開となる。この度本作のポスタービジュアルが解禁。併せて12月14日(金)より、劇中に登場する古民家カフェ「エンドポイント」が名古屋市内にオープンした。
本作は韓国と日本を舞台にし、日韓共同製作で紡ぐ物語。主人公・ユミを演じたのは、韓国のアイドルグループ少女時代のチェ・スヨン。ユミを暖かく見守り、癒し、同時に自分の過去を清算していこうとするカフェのオーナー・西山に、名古屋発エンターテイメントグループ、BOYS AND MENの田中俊介。どんな絶望が訪れても、幸せは、不意に訪れる。振り返ってみれば、何ということはない。人の強さを優しく綴った作品が誕生した。
心に傷を負い、時間が止まってしまった主人公・ユミの時間がゆっくりと流れだす場所「エンドポイント」。オーナー西山の優しさと、カフェに訪れる人たちとの何気ない日常が、ユミの心を少しずつほぐしてくれる。そんな劇中に登場するカフェが再現され、12月14日(金)より名古屋にオープンした。劇中に登場する味噌トーストも出現。映画を思い出しながら吉本ばなな原作の世界に浸り、訪れる人たちの心をほぐしてくれる、そんな空間に是非足を運んで頂きたい。
ストーリー
30歳を目前にしたごく普通の日々を送っていた韓国人女性・ユミ(チェ・スヨン)。ひとつだけ気にかかっている事があるとすれば、仕事で名古屋へ行ってしまった婚約者テギュとの未来だった。そんなユミはふと思い立ち、テギュに会いに名古屋へと向かう。久々の再会を待ちわびていたユミが、テギュのアパートで見たのは、見知らぬ女性の姿だった。突然知らされたテギュの裏切りに絶望し、あてもなく街をさまようユミ。そんな彼女がたどり着いたのは、エンドポイントという名のゲストハウスを兼ねた古民家カフェだった。エンドポイントのオーナー・西山(田中俊介)は不思議な存在感でユミに寄り添い、カフェに集うちょっぴりおせっかいな常連客たちも傷ついたユミの心をゆっくりと癒していく。そして西山の心の傷に触れた時、ユミの中で確実に何かが変わり始めた……。
作品タイトル:『デッドエンドの思い出』
出演:チェ・スヨン(少女時代) 田中俊介(BOYS AND MEN) 他
原 作:よしもとばなな『デッドエンドの思い出』(文春文庫刊)
監督:チェ・ヒョンヨン
配給:アーク・フィルムズ
公式サイト:dead-end-movie.com
コピーライト:(c)2018 「Memories of a Dead End」 FILM Partners
2019年2月16日(土)新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
2月2日(土)シネマスコーレにて、名古屋先行公開