『アベンジャーズ』『X-MEN』『スパイダーマン』を生み出したマーベル史上最も過激(やりすぎ)なヒーローとして、絶大な人気を誇る“デッドプール”。アクションも毒舌も予算も超グレードアップした待望の続編『デッドプール2』が6月1日(金)より日本で公開されると、前作同様のR15+指定にもかかわらず、金土日の3日間で動員371,955人、興行収入536,713,800円となり、50億円以上の興収をあげた『グレイテスト・ショーマン』の3日間の105%、前作『デッドプール』の113%となる、ぶっちぎりの大ヒットスタートとなった。
すべての公開国で初登場1位を記録しているが、83番目の公開国となった日本でもこの記録を更新。そんな大ヒットまでの長い道のりについて、涙なくして観られないほど、苦難に直面した日々を俺ちゃん自身が振り返るインタビュー映像が到着した。
到着した映像では、「超大ヒットするとは夢にも思わず、“創りたい”という想いだけでスタートした」と回想する映画化を思いついた2008年から、本作製作までの道のりを真剣に語るデッドプール。その後「望んだ形じゃなかった」というスクリーン初登場となった『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』や、「完全にムダだった」とレイノルズが出演した『グリーン・ランタン』への出演を自身の“汚点”だと言わんばかりに振り返る。その後も3年に渡り製作にGOが出ず、GOが出たかと思えばテスト・フッテージが流出してしまうという公開までは茨の道だったと苦労を明かす。「最悪な日々さ。もう諦めかけたよ」という長い年月を経て、2016『デッドプール』が公開されると「映画は大ウケ!嬉しくて相当ハイになった。夢のようだった」と“白い粉”を撒き散らすシーンと共に喜びを露わにする。そんな前作の大ヒットを受けて公開された本作は、「新作はそれなりの俳優、ほどほどな予算、無名な方のXMEN数名」と俺ちゃんらしい毒舌を交えながらも、その理由は「次のフェーズに向けて予算を抑えた」とお茶目にピースサインで締め、早くも続編への期待が高まるコメントとなっている。
映像で、らしくなく真面目に語っているかと思いきや、実は、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の「アイアンマン」から始まるMCUという映像のパロディで、よく観ると差し込まれるシーンでは、お茶目なポーズを取ったり、下ネタを連想させるしぐさをとったりと“らしさ”も、随所に挿入していた。しかし、別のインタビューで「本作以外に自分の生活はない。僕は生活の全てを“デッドプール”に呑み込まれている。ほとんどの俳優が、開発中の別のアイディアやプロジェクトに時間をつかっていると思うが、僕はそういう贅沢はできない。『デッドプール2』だけに専念している」と明かしており、ただのパロディかと思いきや、レイノルズの“愛”が溢れる映像となっている。
先日の来日で日本中を虜にしたレイノルズが演じるデップーは、過激なまでにクレイジー。その憎めない愛すべきキャラ。レイノルズの愛に溢れた2作目も虜になる人、続出中だ。
作品タイトル:『デッドプール2』
出演:ライアン・レイノルズ ジョシュ・ブローリン モリーナ・バッカリン ジュリアン・デニソン ザジー・ビーツ T・J・ミラー ブリアナ・ヒルデブランド ジャック・ケーシー
監督:デヴィッド・リーチ
原題:DEADPOOL2
全米公開日:2018年5月18日
配給:20世紀フォックス映画
公式サイト:http://deadpool.jp/
コピーライト:(C)2018Twentieth Century Fox Film Corporation
大ヒット公開中