『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭にてホワイト・レイヴン・アワード受賞!

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日

『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』(2023年テアトル新宿他全国公開)に先立ち、ワールドプレミア上映されたブリュッセル国際ファンタスティック映画祭にて、主要3部門の一つであるホワイト・レイヴン・コンペティションにてホワイト・レイヴン・アワードを受賞し、キャスト・監督から喜びのコメントが到着した。

新宿ゴールデン街、三番街にある小さなバー「カールモール」のカウンターに立つ女マリコ(伊藤沙莉)。日々バーテンとして常連の相手をしているが、実はもう一つの顔を持っていた。それは探偵稼業だ。ある日とある組織から「歌舞伎町に紛れ込んだ宇宙人を探してくれ」という依頼をうけ、恋人の自称忍者MASAYA(竹野内豊)の協力のもと、宇宙人に迫ってゆくのだが―。

東洋の魔窟と称される【歌舞伎町】を舞台に、ブラックユーモア溢れる、過激で少しだけアダルトな本作は、日本アカデミー賞に輝いた『ミッドナイトスワン』(20)や『異動辞令は音楽隊!』(22)の内田英治監督と、ポン・ジュノ作品の助監督としてキャリアをスタート、『岬の兄妹』(19)や『さがす』(22)など日本映画界の新星・片山慎三監督、インディーズ界から飛び出たふたりの異才監督がタッグを組み、6つのストーリーを2人で分業、1本の映画として創り上げていくというコラボレーションスタイルの意欲作。

主演は伊藤沙莉、その恋人役の竹野内豊ほか、北村有起哉宇野祥平久保史緒里(乃木坂46)、松浦祐也高野洸ら豪華キャストが勢ぞろい。また、主題歌はDa-iCE「ハイボールブギ」に決定。次々と巻き起こる予測不能な出来事、それぞれのストーリーが複雑に絡み合いやがて1本の線として繋がり、オフビートな笑いと感動の涙を巻き起こす異色エンタメとなっている。

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日

ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭(BIFFF:Brussels International Fantastic Film Festival 2022)は、ベルギーのブリュッセルで1983年から開催されているファンタジー、スリラー、SF作品を対象とする国際映画祭で、今年で40回目を迎える(途中コロナで中止あり)。シッチェス・カタロニア国際映画祭、ポルト国際映画祭と並び、世界三大ファンタスティック映画祭の一つ。本作は『LIFE OF MARIKO IN KABUKICHO』の英語タイトルにて、主要3部門の一つであるホワイト・レイヴン・コンペティション(White Raven Competition)に正式出品し、見事ホワイト・レイヴン・アワードを受賞した。

主演の伊藤沙莉からの「様々な要素が散りばめられた中にある切実なリアルが海外の方にも心で受け止めて頂けたような気がして、なんだかとてつもなく嬉しい気持ちです。」という喜びのコメントと共に、共演の竹野内豊、内田英治監督、片山慎三監督からもコメントが到着。現地で鑑賞した観客のSNSには「BIFFF独特の掛け声やコメントも飛び交い、素晴らしい役者さんたちとテンポのいいストーリー展開、ものすごく楽しかった!」との投稿もみられ、歌舞伎町を舞台に、忍者、宇宙人など、本作のエキセントリックでカオスな世界観の中に、人と人との繋がり、誰かを想う大切な気持ちが込められた、異色のジャパニーズ・ファンタスティック・ムービーとなっている。

『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』は、2023年テアトル新宿他にて全国公開。

目次

コメント(敬称略)

■伊藤沙莉
とても嬉しく、有難いニュースです!
SFだったりコメディだったりと
様々な要素が散りばめられた中にある
切実なリアルが海外の方にも
心で受け止めて頂けたような気がして
なんだかとてつもなく嬉しい気持ちです。
まだまだもっともっと
沢山の方々に観ていただきたいです!
本当にありがとうございます!
そしておめでとうございます!

■竹野内豊
限られた時間と予算の中、役者、スタッフ一同、試行錯誤し作り上げたこの作品が、遠く海を渡り、海外の方々からこのような評価を頂けるとは大変喜ばしい限りです。
まだ国内では公開されておりませんが、是非、より多くの日本の皆様にもご覧いただけたら幸いです。
内田監督、片山監督、そしてこの作品に関わるすべての関係者の皆さま、受賞おめでとうございます!

■内田英治監督
ジャンル映画を見て育った自分にとっては憧れのブリュッセル国際ファンタスティック映画祭。選出されただけで嬉しかったのに、こんなに素晴らしい賞をいただけるなんて素敵すぎます。歌舞伎町の探偵となった伊藤沙莉さん、歌舞伎町の忍者となった竹野内豊さん。怪演いただいたお二人をもっともっと世界の方々に見ていただきたい!

■片山慎三監督
ホワイト・レイヴン・アワード受賞ありがとうございます。このような偉大な賞をいただき、誘ってくれた内田監督、及び、制作に関わったスタッフ、キャストと共に喜びを分かち合うことができて、とても嬉しいです。
この作品は、いい意味でバカバカしさが笑える作品にしたいと思って制作しました。その突き抜けた荒唐無稽な部分が受賞に繋がったと信じています。
日本での公開は来年になりますが楽しみにしていてください。

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日

作品タイトル:『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』
出演:伊藤沙莉
北村有起哉 宇野祥平 久保史緒里(乃木坂46) 松浦祐也
高野洸 中原果南 島田桃依 伊島空 黒石高大
真宮葉月 阿部顕嵐 鈴木聖奈 石田佳央
竹野内豊
監督:内田英治 片山慎三
脚本:山田能龍 内田英治 片山慎三
音楽:小林洋平
主題歌:Da-iCE「ハイボールブギ」(avex trax)
プロデューサー:菅谷英智 藤井宏二 尾関玄 キャスティング:伊藤尚哉 撮影:岸建太朗 照明:尾崎智治 録音:平直樹 助監督:井手博基 美術:松塚隆史 衣装:百井豊 ヘア&メイク:板垣実和 編集:小美野昌史 サウンドデザイン:岩丸恒 制作担当:今井尚道
製作:「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」製作委員会(東映ビデオ S-SIZE Alba Libertas 吉野石膏) 
制作プロダクション:Libertas
配給:東映ビデオ

公式サイト:detective-mariko-movie.jp
公式Twitter:@detectiveMariko
コピーライト:(c)2023「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」製作委員会

2023年テアトル新宿ほか全国公開

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