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『ドライブアウェイ・ドールズ』の魅力をイーサン・コーエン監督&トリシア・クック夫妻が解説 特別映像解禁

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『ドライブアウェイ・ドールズ』(6月7日(金)公開)のイーサン・コーエン監督とトリシア・クック夫妻が1分で本作の魅力を解説する特別映像が解禁された。

本作は、アカデミー賞作品賞&監督賞を受賞した『ノーカントリー』のイーサン・コーエン監督最新作。ガールフレンドと破局したことを嘆く自由奔放なジェイミー(マーガレット・クアリー)と、堅物で自分の殻を破れずにいる友人のマリアン(ジェラルディン・ヴィスワナサン)が、日々の生活に行き詰まりを感じ、気分転換に行き当たりばったりのドライブ旅行に出かけることになるというストーリーだ。

イーサン監督は長年、兄ジョエルと一緒に“コーエン兄弟”として数々の作品を手がけてきたが、本作で劇映画としては初となる単独監督を務め、妻のトリシア・クックと共同で脚本・製作を手がけた。トリシアとタッグを組んだ作品には、ドキュメンタリー『JERRY LEE LEWIS: TROUBLE IN MIND(原題)』がある。お互いにアイディアを言い合いながら製作したという『ドライブアウェイ・ドールズ』は、クリエイターとして、人生のパートナーとして長年築いた関係の賜物だ。

解禁された映像で、「この映画がポップでハチャメチャな映画になることはわかっていた。それがこの映画の本質なんだ」と語るイーサン。2人の執筆過程は、アウトラインや世界観づくりにこだわらない自由なスタイルで、それはイーサンが今までずっと採用してきたやり方だと言う。

トリシアは「書いていて楽しいと思えるアイディアを考えたの。この映画を観た人が“こんな映画観たことない”と思ってくれることを願っている」と言い、楽しまないと何事も上手くいかないというポジティブ精神が、観る者をワクワクさせる作品づくりに繋がるという。

トリシアとの関係について、イーサンは「自分と兄(ジョエル・コーエン)のようだ」と言う。2人の繊細な感覚が融合し、コーエン兄弟のこれまでの作品を彷彿させつつ新鮮な側面を感じさせる、オフビートで楽しい作品となった。

さらに、「楽しい映画に出会うと何でも手に入れたような感じがする。その気持ちが映画を持続させるんだ。前進し続けることはいいことだよ」と、映画製作の秘訣を明かしている。

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