映画『DUNE/デューン 砂の惑星』(10月15日(金)日本公開)の日本語吹替版の上映が決定し、声優陣が発表された。
本作は“未来が視える”能力を持つ青年、ポール・アトレイデスが主人公の物語。この惑星を制するものが全宇宙を制すると言われる、過酷な“砂の惑星デューン”への移住を機にアトレイデス家と宇宙支配を狙う宿敵ハルコンネン家の壮絶な戦いが勃発。父を殺され、復讐そして全宇宙の平和のために、巨大なサンドワームが襲い来るその星で“命を狙われるひとりの青年”ポールが立ち上がる―。
『君の名前で僕を呼んで』で弱冠21歳にしてアカデミー賞主演男優賞にノミネートを果たしたティモシー・シャラメをはじめ、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ジョシュ・ブローリン、『スパイダーマン』シリーズのゼンデイヤ、『アクアマン』でおなじみジェイソン・モモア、ハビエル・バルデム、など超一流キャストが勢揃いした本作。声優キャストにも、日本を代表する超豪華声優陣が集結した。
全宇宙の未来を託される主人公、ポール・アトレイデスを演じるのは、『君の名前で僕を呼んで』『ストーリー・オブ・マイライフ/私の若草物語』など、ティモシー・シャラメの吹き替えを務め続ける入野自由。ポールの母親で、周りに流されない強い意志を持つレディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)には、アニメ「テニスの王子様」の主人公・越前リョーマ役などを代表作に持ち、『ドクター・スリープ』に続きレベッカ・ファーガソンの吹き替えを担当した皆川純子。アトレイデス家の当主でポールの父親レト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック)は、「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」でダンブルドアの声を演じ、トム・クルーズをはじめ数々のハリウッドスターの吹き替えを担当する森川智之。アトレイデス家の腹心として貫禄ある武力で支え続けるダンカン・アイダホ(ジェイソン・モモア)には、『アクアマン』に続き安元洋貴が演じる。さらに本作のヒロインであり、ポールの夢に登場する謎の美しい女性チャニ(ゼンデイヤ)には、アニメ「約束のネバーランド」のノーマン役などで知られ、歌手活動などマルチに活躍する内田真礼。
そのほかにも、アトレイデス家の宿敵ハルコンネン家の当主ウラディミール・ハルコンネン男爵(ステラン・スカルスガルド)に勝部演之、アトレイデス家の後継者としてポールを鍛錬するガーニイ・ハレック(ジョシュ・ブローリン)に大塚芳忠、砂の惑星“デューン”で暮らす自由民フレメンのリーダー、スティルガー(ハビエル・バルデム)に大塚明夫、女性のみの秘密結社ベネゲセリットの教母に野沢由香里、ハルコンネン男爵の甥ラッバーン(デイヴ・バウディスタ)を立木文彦、アトレイデス家の主治医で物語の鍵を握るドクター・ユエ(チャン・チェン)に津田健次郎、“砂の惑星デューン”を研究する生態学者リエト・カインズ博士(シャロン・ダンカン=ブルースター)に本田貴子、宿敵ハルコンネン家の家来、パイター・ド・フリース(デヴィッド・ダストマルチャン)に上田耀司と、実力派声優が一同に介した。
コメント(敬称略)
▼入野自由 ― ポール・アトレイデス(演:ティモシー・シャラメ)
壮大な音楽。圧倒的な映像美。息をすることを忘れるほど夢中になっていました。
いったいどうやって撮影しているのか、どこで撮影したのか、、、信じられない映像の連続です。
そして、ティモシーシャラメ。彼の唯一無二の存在感にただただ魅了され、目が離せません。
この作品、劇場で観てこそ本来の魅力が伝わる作品だと思います。吹き替え版字幕版共にお楽しみ下さい!
▼皆川純子 ― レディ・ジェシカ(演:レベッカ・ファーガソン)
この時代に再度デューンが映像化される然るべき理由があると感じました。現代ならではの映像技術に圧倒され、迫力と美しさに息を呑みます。絶対に映画館で見てほしい「THE SF」だと思いました。
レディ・ジェシカは美しくたおやかな女性ですが、その内面はある思いを秘め、それを実現させるべく揺るぎない信念に基づいて行動するとても強い人です。包み込むような優しさも、戦士のような猛々しさも持つ、まさに「かっこいい女性」だと思いました。
▼森川智之 ― レト・アトレイデス公爵(演:オスカー・アイザック)
SF超大作の金字塔「砂の惑星」、まさか私がポールの父親役、レト・アトレイデス公爵の吹き替え担当になるとは思ってもみませんでした。とても光栄です。壮大なストーリーはもちろんですが映像が素晴らしく、演じることを忘れてしまうほど引き込まれてしまい、アフレコのときはとても集中力が必要な収録となりました。是非、皆さんには吹替版をご覧になっていただき、細やかな映像美と音楽、そしてストーリーを堪能していただきたいと思います。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の「デューン砂の惑星」にご期待ください。
▼安元洋貴 ― ダンカン・アイダホ(演:ジェイソン・モモア)
何度も映像化を試みられた作品。それだけ長く愛され続けている作品の一部になることができて嬉しいです。
今だから、今、やっとできる圧倒的表現を是非見ていただきたいです。ダンカンは真っ直ぐな男。だからこそ愛され、認められ、戦います。生き様を感じて頂きたいです。
▼内田真礼 ― チャニ(演:ゼンデイヤ)
美しく、大きな世界の中にいる感覚を体感できる作品です。
この作品がどうなっていくのか、
ドキドキやワクワクもあり、何が起こるのか想像を膨らませながらの収録でした。
わたしも早く大きなスクリーンで見たいです。
是非楽しみにお待ちください!
キャラクター詳細
<アトレイデス家>
◆ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ):入野自由
アトレイデス家の後継者。“未来が視える”能力を持ち、全宇宙から命を狙われる。巨大な陰謀により殺された父の復讐のため、全宇宙の平和のために立ち上がる――。
◆レディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン):皆川純子
ポールの母親。周りに流されない強い意志の持ち主。ポールとともに過酷な砂の惑星“デューン”で自らの運命に立ち向かう。
◆レト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック):森川智之
アトレイデス家の当主として、勇ましく威厳ある姿で一家を牽引するが、陰謀に巻き込まれる。
◆ダンカン・アイダホ(ジェイソン・モモア):安元洋貴
アトレイデス家の腹心。貫録ある武力でレトやポールのサポートを続ける心強い存在。
◆ガーニイ・ハレック(ジョシュ・ブローリン):大塚芳忠
アトレイデス家の腹心。勇敢な戦士であり、ポールをアトレイデス家の後継者として鍛錬する。
◆教母ガイウス・ヘレネ・モヒアム(シャーロット・ランプリング):野沢由香里
女性のみの秘密結社による勢力ベネゲセリットの教母。公家との婚姻により新たな能力を持つ人間を生み出そうとしている。
◆ドクター・ユエ(チャン・チェン):津田健次郎
アトレイデス家の主治医で、レト、レディ・ジェシカ、ポールのサポートをする。物語の鍵を握ることになる―。
<ハルコンネン家>
◆ウラディミール・ハルコンネン男爵(ステラン・スカルスガルド):勝部演之
アトレイデス家の宿敵、ハルコンネン家の当主。残虐非道な手口で対戦する。
◆ラッバーン(デイヴ・バウディスタ):立木文彦
ハルコンネン男爵の甥。短期で残虐。ハルコンネン男爵以外恐れない強者で、彼の右腕として働く。
◆パイター・ド・フリース(デヴィッド・ダストマルチャン):上田耀司
ハルコンネン家の家来。下唇に黒の目印がある。
<砂の惑星“デューン”の自由の民フレメン>
◆チャニ(ゼンデイヤ):内田真礼
フレメンの戦士で、謎めいた美女。ポールの夢の中に現れ、ミステリアスな表情をみせる。
◆スティルガー(ハビエル・バルデム):大塚明夫
フレメンをまとめるリーダー。倫理と道徳を重んじ、環境の保全にも注力している。
◆リエト・カインズ博士(シャロン・ダンカン=ブルースター):本田貴子
帝国に仕える生態学者。ハルコンネン家とアトレイデス家、そしてフレメンの関係性や、砂の惑星デューンの謎を解く重要な役柄。
イントロダクション
原作は1965年の発売以来、多くのカルチャーに影響を与え続け、一説には『スター・ウォーズ』『風の谷のナウシカ』『アバター』などの歴史に名を刻む名作が、この小説なくして生まれなかったと言われている伝説の小説「デューン/砂の惑星」。壮大なスケールを持つあまり完全な映像化は不可能と言われ続けてきた本作が、『メッセージ』『ブレードランナー2049』で“異次元の天才”と称されたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の手により、ついにその世界観を再現される。
さらに、IMAX社全面バックアップのもと、クリエイターが意図したクオリティの映像&音響が劇場で変換(=劣化)することなく再現可能にし、ラージフォーマットIMAX(R)を超える“究極の映画体験”が可能な「Filmed For IMAXR」に認定された世界初の作品として、未だかつて誰も経験したことのない未来型シネマ・エクスペリエンスを実現した。
ストーリー
全宇宙から命を狙われる、たった一人の青年、ポール・アトレイデス。彼には“未来が視える”能力があった。宇宙帝国の皇帝からの命令で一族と共に、その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる、過酷な<砂の惑星デューン>へと移住するが、実はそれはワナだった!アトレイデス家と宇宙支配を狙う宿敵ハルコンネン家の壮絶な戦いが勃発。父を殺され、巨大なサンドワームが襲い来るその星で、ポールは全宇宙のために立ち上がるのだが…
作品タイトル:『DUNE/デューン 砂の惑星』
出演:ティモシー・シャラメ レベッカ・ファーガソン オスカー・アイザック ジョシュ・ブローリン ステラン・スカルスガルド ゼンデイヤ シャーロット・ランプリング ジェイソン・モモア ハビエル・バルデムほか
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
脚本:エリック・ロス ジョン・スペイツ ドゥニ・ヴィルヌーヴ
原作:「デューン/砂の惑星」フランク・ハーバート著(ハヤカワ文庫刊)
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:dune-movie.jp
公式Twitter:@dunemovie_jp #DUNEデューン
コピーライト:(C)2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
10月15日(金)全国公開
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