『デュオ 1/2のピアニスト』本日公開 オフィシャルサポーター・石丸幹二からのコメント映像解禁 著名人コメントも

本日より公開の『デュオ 1/2のピアニスト』で、オフィシャルサポーターを務める石丸幹二よりコメント映像が解禁。併せて、各界著名人からのコメントも到着した。

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(c) 内田 紘倫

実在するフランスの双子の天才ピアニスト、プレネ姉妹の数奇な運命と人生をモデルに、難病により夢を奪われた双子姉妹の苦難と葛藤と成功の物語を描いた本作。プロデューサーは、アカデミー賞作品賞含む主要3部門を受賞した『コーダ あいのうた』(22)、『エール!』(14)、『ふたりのマエストロ』(23)を手掛けたフィリップ・ルスレ。監督はフレデリック・ポティエ&ヴァランタン・ポティエ親子。監督であり脚本家でもある2人は親子で映画製作を手掛け、本作で長編デビューを飾る。

双子の姉・クレールを演じるのは、Netflixシリーズ「エミリー、パリへ行く」で主人公の親友・カミーユ役のカミーユ・ラザ。双子の妹・ジャンヌを演じるのは、フランスの新星、メラニー・ロベール。双子姉妹の父親役にフランク・デュボスク、母親役にイザベル・カレ、双子姉妹のピアノ講師役にエリザ・ダウティらフランスの実力派俳優が集結。

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解禁された映像で石丸は「この作品は、双子姉妹がクラシックのピアニストになっていく話です。ただ、そう簡単にはいかない試練が彼女たちに立ち向かっていきます。結果として、お互いが力を合わせて1つのものを作り上げていくのですが、そこに立ち向かうための彼女たちの“エネルギー”に注目したいと思います」と、両手の難病という最悪の事態からの2人の回復力を大きな見どころとして語る。

さらに、「全編に流れるクラシックのピアノの音楽。これは素晴らしい、美しいんです。ぜひ映画館の音響で見ていただきたい作品です」と、誰にでも馴染みのある楽曲で、双子姉妹を演じるカミーユ・ラザとメラニー・ロベールが未経験から何ヶ月もかけて懸命に練習をしたという劇中の演奏シーンを絶賛。夢を絶たれた双子姉妹が、挫折と葛藤の先に手にしたものとは?そして、自らの“手”で運命を変えていく2人に訪れる奇跡とは―?

さらに、本作をいち早く鑑賞した歌手の一青窈、双子姉妹・マナカナこと三倉茉奈・佳奈、指揮者の佐々木新平、双子ピアノデュオ・兄ーズの山下順一朗・山下宗一郎、ジャズピアニスト・大江千里、作曲家・編曲家・オーケストレーターの秦麻美子、ピアノデュオとして活躍するDuo K&Rの川端慶子・柳瀬亮佑、ドゥオールの藤井隆史・白水芳枝、ピアノ愛好家として知られる囲碁棋士七段の大橋拓文らよりコメントが到着した。

コメント

一青窈(歌手)
わたしは音楽に救われてきた
感動して涙が出たり
心が動く瞬間
いつもそこには
奏者の純粋な情熱があった。
怒りも悔しさも、悲しみも喜びも
すべて美に変えて
魅せた
双子のピアノの調べに
人生すべてが宿っている。
この映画が実話だということに驚いた。
ピアノの1音1音の
粒が揃って
奇跡のダンスを踊る
ラストシーンの凄まじさを
あなたにも感じて欲しい
こんなに素晴らしいソウルメイトと
音楽を楽しめるならば
次の人生は双子に生まれてきてみたいと思った!!!(笑

三倉茉奈
“ニコイチ”と言われることが嫌いでした。
比較されることも、比較してしまう自分も。
双子が故の葛藤や苦悩。
双子だからこそ得られる喜びや奇跡が丁寧にリアルに描かれていて、とても他人事には思えませんでした。
2人にしか成し得ないラストには背中を押された気持ちに。
夢を持ったことのある全ての方に見てもらいたい作品です。

三倉佳奈
2人一緒だから乗り越えられ、2人一緒だから辛く苦しい。
双子だからこその距離感や心境の描かれ方が絶妙で、「分かる分かる!」と共感の嵐。
クレールとジャンヌが困難に立ち向かう姿に、私が双子として生まれてきた意味を改めて考えさせられました。
兄弟、家族、恋人、師弟関係、あらゆる人と人との絆の物語。
時折描かれるシンメトリーの美しい映像と、心揺さぶられるピアノの音色。
愛と芸術を存分に浴びられる素敵な作品です。

兄ーズ 山下順一朗・山下宗一郎(ピアノデュオ)
双子、ピアノ、コンクールと、まるで僕たちを客観的に見ている感覚で、一気に映画の世界に引き込まれてしまった。
本人だけでなく、いろんな夢をあきらめてでも子どもたちに並走してきた両親のことを思うと、とても胸の痛む想いだった。
病気により逆境に立たされたことでプレッシャーから解放され、自分たちの答えを模索しながら2人の演奏がさらに昇華していく。
寝食と苦楽を共にし、ソロではライバルとして、連弾ではパートナーとして切磋琢磨してきた双子ならではのお互いを知り尽くした奏法による技術的なことのほか、音楽への想い、シンプルに音楽を楽しむこと、聴いている人に楽しんでもらえることという演奏の原点を改めて感じた。
そういったことが役者さんの表情だけでなく、演奏されるピアノの音にまで表れており、どれだけの構想が練られ、2人のピアニストへの深い理解にどれだけの時間をかけて作り上げられたのか、考えれば考えるほどすごい映画だと思った。
また、どんな困難にぶつかっても、それを乗り越えられるパワーというのは、強い思いを持って何かをやり続けることで得られるんだ、そんなことを再認識させられる、力強い作品だった。

佐々木新平(指揮者)
音楽は言葉では表しきれない感情を表現するものです。
なんという苦しみ、なんという葛藤。双子の2人を絶望に貶めたのも音楽であり、また救い、希望を与えたのも音楽なのです。2人と彼女らを取り巻く人物たちの感情を、音楽が時に寄り添い、時に暴力的に代弁するのです。
これは単なる苦難を乗り越えた双子の感動ストーリーではありません。音、景色、表情…非常に繊細に描かれた世界一つひとつを逃さずに観て、聴くべき映画です。

大江千里(ジャズピアニスト)
2人を襲った手首の病気。再びピアノを弾くことが不可能と言われ、夢を絶たれたにも関わらず、難病を背負ったからこその”唯一無二の奏法”を編み出し、諦めずに奇跡の舞台へ。円を描くように、音符が羽根を生やすように、背中を合わせた2台のピアノを弾く2人の奏でる世界。音楽の神様が降りてきた瞬間に胸が熱くなります。

秦麻美子(作曲家/編曲家/オーケストレーター)
ほんの一握りしか生き残ることのできないプロのシビアな世界と知りながらも、親は子に夢を与え続ける。親の子を思う気持ちの大きさとそれに応えたい双子の夢と現実との葛藤や、親と子それぞれの心情が難病の発覚を境に変化していくなかで、この2人にしかできない音楽の作り方で乗り越え自分たちのものにして進んでいくところが美しく印象的だった。
オリジナルの歌や誰しもが聞いたことのある有名曲が訴えかけるように流れてきて、鑑賞が終わったとき一つのアルバムを聞き終わったかのような感覚になった。

Duo K&R 川端慶子 柳瀬亮佑(ピアノデュオ)
“自分という存在=ピアノ”
それができなくなったとき、お互いの存在がなかったら、この2人のピアニストは、ピアノを続けていたのだろうか。
音楽と人という切り離せない2つ。互いに互いを高め合って生まれたものが、この映画にありました。
いい音楽とは、上手いだけではない。
音楽の本質も、生き方も、
どちらとも感服する姿である作品でした。

ドゥオール 藤井隆史&白水芳枝(ピアノデュオ)
私達2人ともが腱鞘炎を経験した身として、観ていて精神的に辛いものは正直ありました。
痛いというだけではなく、見えない自分自身の気持ちと常に戦っているような、全ての景色が灰色に見えてくるような、とても口で説明できる時間ではないのです。治療とされるものすら悪に見えてくることがありました。

映画中で姉妹に掛けられていた
「世界は音楽だけではありません」なんて、こんなに辛い言葉はないと思いますが、
父親の呪縛から解き放たれた時に初めて、心からピアノを愛していることに気づき、弾いていくことを諦めない気持ちが芽生えた2人。
「音楽が心から好きだ」と思えた瞬間から、音楽が2人のものとなって自由に動き出す様子が、観ている私達にもよく分かりました。諦めない姿は美しいです。

私達デュオには血縁関係はありませんが、日々セミナーなどでも次の世代にお伝えしている、
「デュオでは互いの悲しみ、苦しみは2人で分けられる。そして楽しいこと、素晴らしいことは2人分経験できる」
このメッセージは、映画からも感じ取ることができました。
「2人で1つの音楽」を目指して、これからも弾き続けていきたいです。

大橋拓文(囲碁棋士七段)
唯一無二のもの
みなさんこんにちは。私は囲碁のプロ棋士ですが、ピアノが大好きです。
いつも白と黒の世界で戦っているのはピアノと囲碁で似ているかもしれません。
良いこともあれば負けてどん底、ということもあります。
とても楽しくてカラフルだった世界がある日突然、モノトーンになる。
人はだれしも、他人には言えなくともそういった経験をすることがあるのではないでしょうか。私ももちろんあります。
そしてこの映画でクレールとジャンヌを見て、共感するところがありました。
苦難をどう乗り越えていくのか。
一人では難しいことでも力を合わせれば奇跡が起きる。
諦めないでそれに向かっていく。
そして今まで世界のだれもやったことのない、唯一無二のものをつくり上げていく姿に感銘を受けました。
ぜひ劇場でご覧になって、クレールとジャンヌの演奏のようにシンクロする感覚を味わってみてください。

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『デュオ 1/2のピアニスト』
出演:カミーユ・ラザ、メラニー・ロベール、フランク・デュボスク、イザベル・カレ、エリザ・ダウティほか
監督:フレデリック・ポティエ&ヴァランタン・ポティエ 『216mois』で2014 SXSW 審査員大賞ノミネート(短編部門)
製作:フィリップ・ルスレ『コーダ あいのうた』『エール!』『ふたりのマエストロ』
撮影監督:ダニー・エルセン『人生は狂詩曲(ラプソディ)』
音楽:ダン・レヴィ『VESPER/ヴェスパー』
コンポーザー:ダン・レヴィ『失くした体』
音響:マルク・ドワーヌ『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』
原題:Prodigieuses/英題:Prodigie
2024 | フランス | 109分 | カラー | ビスタ|DCP | 5.1ch | 字幕翻訳 星加久実 | G
提供:フラッグ/シンカ 
配給:シンカ/フラッグ
(C) 2024 / JERICO – ONE WORLD FILMS – STUDIOCANAL – FRANCE 3 CINEMA

公式サイト:https://www.flag-pictures.co.jp/duo-pianist/
公式X:@duo_pianist0228
公式Instagram:@duo_pianist0228

2月28日(金)新宿ピカデリー 他 全国ロードショー

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